ブロンドヘアの憎いヤツ
この連休、弘前の実家から、「毛豆」がちょうどいいから収穫に来たら?という連絡を受けて、「待ってました」とばかりに向かった実家裏のキッチンガーデン。
毎年楽しみにしている「毛豆」のワタシの取り分は、毎年ひと畝(うね)。
枝からさやを外すと、ちょうどりんごの手かごで1つ分になります。
今年は毛豆のできがあんまりよくない、という話を聞きながら、それでもはじけそうな実のふくらみに、期待濃厚。
ご近所から種をもらったので植えてみた、というだだちゃ豆もついでに収穫し、毛豆との食べ比べ企画も楽しみの一つにしようと思いながら、自宅へ。
鍋に火をかけ、湯にたっぷりのお塩。
毛豆の茶色の毛は剛毛なので、そこには畑の土がたくさん潜り込んでいる。
豆を何度も洗い、ぺっぴんさんになったところで湯に投入。
プリンプリンの実が入っているさやが裂けて、豆が顔を見せ始めたら、堅さを確認するのに試食。
茶色の毛の部分がちょうどスポンジのように熱湯を吸い込んでいるので、やけどに注意しつつ、今年の初物を特権でいただく。
まだ固いけど、コレよコレコレ。この味、この風味。
このタイミングはだいたいがミディアム。知っているのに味見する。
柔らかすぎは嫌いなワタシ。
いい食感のところで火を止めます。
塩をしてできあがり。
初物なので記念撮影。
でもワタシのところの毛豆1回分はだいたいこれ↓ぐらい。
おもいっきり食べます。
豆を食べた後に残るさやがうずたかく積まれる食卓。
だたちゃ豆は夏の味。
毛豆は初秋の味。
栗のようなホクっとした食感。包み込むようなやさしい甘さ。
1個、1個じゃなくお口いっぱいに豆を詰め込みたくなり、なぜか食べるスピードは上がる。
りんごの手かご1個は、ワタシのところの7~8回分。
もう半分以上なくなってしまいました。
豊丸、福丸といった毛豆の早生品種が作られましたが、やっぱり大きいねぶたは最後に出るもの。
嶽きみ、毛豆のツートップが揃うこの時期の休日は四六時中おなかいっぱいです(笑)
byなおき
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