贅沢なひとときでした。
昨日は、取材の同行で大鰐へ。
古くから津軽藩の奥座敷であり、キッチンガーデンでもあったこちらの特徴を一言で言えば、「湯元」。
その豊富な湯を熱源に使って作られた「温泉醸造味噌」のマルシチさんへお伺いしました。
ちょうど味噌の仕込みの最初の作業となる米麹づくりの真っ最中。
巨大な大釜から炊きあがったお米を敷き並べ、麹菌をつける作業が行われていました。
そして、マルシチの中で津軽産大豆オオスズ100%の温泉醸造みそとあの「温泉もやし」とでお味噌汁を作っていただき、堪能。
も~うっ、堪えられません。
豆もやしのあの風味とお味噌と煮干しのやさしい味。
独特のシャキシャキ感と油揚げにしみ込んだみそ汁の味。
「まだまだあるよ」との声に、お客様に謝りつつ、やさしく見守られつつ2杯目、3杯目と・・・。(笑)
不思議なことに、豆もやしと油揚げのみそ汁の組み合わせ、それはそれで最高のご馳走なのですが、なんか物足りないと思ってしまうワタシ。
それを確かめようと4杯目、5杯目と盛りに行くと・・・、ああっ!
足りないと思ったのは「とろろこんぶ」。
大好きな組み合わせなのに、しばらく食べていない。
欲しくて、試したくて、向かいのスーパーに買いに行こうと思うほど。
そんなこともありつつ、お客様を見送り、遅いお昼。
大鰐に来たら、いこい食堂。
創業昭和4年の煮干し味。
日景食堂も山崎食堂なども候補でしたが、超ご近所だったのでコチラで決定。
懐かしの中華そば味。ポクポクしたような手打ち麺。
みそ汁の飲み過ぎもあって、完ツユだけは我慢しましたが、それでも結構なくなっていました。
湯魂石薬師堂の湯気がいよいよ見えるに秋を感じつつ、大円寺の前を通り過ぎ、大急ぎで青森市に戻ってくるホントの「ちょい旅」でしたが、とっても心も体もホカホカするような感覚の時間を楽しめました。
夏とは違った感覚。
感じ方も秋になってきました。 byなおき
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