純粋イノシシで有名な旧脇野沢村に行くため、
高速旅客船「ほくと」に乗ろうと、
シィライン株式会社の高速旅客船ターミナルに行きました。
人影もまばらでなんだか静かだナーと思ったら、荒天のため「ほくと」は欠航。
一見穏やかな陸奥湾ですが、冬を思わせるような冷たい風は、海上ではここで感じる以上に強いのでしょうね。
冬が近づいていることを感じながら、
青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を眺めて帰ろうとしたところ・・・、
・・・つかまっちゃいました。
・・・・・センサー部分がうっすら赤く光ったのが見えました。ロックオンです。
♪ヂャヂャヂャ ヂャーン、パリラリ~♪
♪ジャジャジャ ジャーン、パリラリ~・・・・
歌謡碑から流れるのは、皆さんご存じの名曲「津軽海峡冬景色」です。
竜飛崎にも歌碑があって、そこでは津軽海峡をバックに「津軽海峡冬景色」を聴くことができますが、こちらでは「青函連絡船」をバックに石川さゆりさんの歌声をたっぷり楽しむことが出来ます。もちろんフルコーラス!!
寒空の下に立ちつくすのはちょっとつらかったのですが、
大音量の歌声を聞いているうちにいつしか心の中で口ずさみ、
とうとう最後まで聴いてしまいました。
口ずさみながら思ったのは「どうして俺は歌詞をみなくても歌えるんだ?」ということ。
この歌は青森県人の心に深く突き刺さっているのでしょうか。
終わりの伴奏にさしかかったとき、ゆっくりセンサーの死角まで移動し、そのまま歌碑を後にしました。でないと、またロックオンされて、名曲を最初から聴くことになってしまいますから。
次は弘前市りんご公園の「りんご追分」かな? by 義人
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