少し前、まだ紅葉が綺麗だった頃のこと。
六ヶ所村泊地区にある”文化食堂”へ行ってきました。
ある知人がこの辺りの話になると
必ずと言っていいほど名前を出すお店で、
名前だけは知っており一度行ってみたかったのですが、
ようやく行く機会に巡り会いました。
国道から1本海手に入るので、少し分かりづらい場所にありますが、
案内の看板を信じて進めむと問題なく到着。
店構えは普通の大衆食堂、
中も普通の大衆食堂。
4人がけのテーブルが4つほどの店内に、
私たちの一行13人が一度に入っていったので、
お店はいきなり満杯。
そんな感じの街の食堂です。
名物は「いかの沖漬け定食」。
他にもその時期の旬の「焼き魚定食」や「刺し身定食」もお薦め。
私は前々から一度食べて見たかった「沖漬け定食」を頼みました。
いかの沖漬けのルイベは結構食べる機会もあるのですが、
秀逸だったのはいかの沖漬けを焼いたもの。
香ばしいいかの身を噛むと中から腑があふれだし、
奥深い味が口の中に広がり、その美味しさは初体験。
ご飯に乗せて食べると、その苦みと甘みとコクが最高でした。
また、いかの刺身にかかっているタレがまた美味しく、
一升漬の類のものを煮込んだりして作った自家製のもののようですが、
ピリ辛で甘くてクセになる美味しさでした。
焼き魚定食を食べた人も、
刺身定食を食べた人もみんな大満足で、
青森の魅力をたっぷり味わえる食堂でした。
by YOSHIHITO
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