陸奥湊駅前付近にある”みなと食堂”は魚屋から転身して4年目、
カウンターとテーブル席のさほど大きくはないお店ですが、
カウンターには旬の魚料理や惣菜んでいて並び食欲をそそります。
私もじーっと食い入るようにカウンターの上のトレイをながめ、
鯖のみそ煮とイカの唐揚げで定食を頼んでしまいました。
店のオススメは中落丼やウニ丼で、
素材の本当の美味しさが味わえるよう、
シンプルに手を加えず出しているそうです。
しかし、このお店の特徴はなんと言っても市場に近いこと。
メニューはあってないようなもので、
その時期の旬の魚が食べたいと言えば、
時間さえくれれば市場に買い出しに行き、
お店で調理して出してくれるそうです。
煮付け系はさすがに時間がかかり、
本来であれば一晩欲しいところですが、
それでも3時間ほど待ってもらえるなら煮付けも出してくれると言います。
料金は魚の値段+3割くらいが目安だそうです。
また、自分が市場で見つけて買った魚を食べたい場合も、
大体400円程度(ものによって変わるとは思います)で調理してくれるそうです。
陸奥湊では、魚菜市場で買ってきた物を、
魚菜市場の中のテーブル席で食べる「陸奥湊バイキング」も可能ですが、
ここの弱点は煮物、焼き物にありました。
“みなと食堂”では今が旬のカレイ、メヌケも調理してもらえるので、
そんなときは”みなと食堂”がお薦めかもしれません。
営業時間は6時から15時までなので昼ご飯までになりますが、
カウンターに並ぶ惣菜を食べるもよし、
旬の魚を食べたいと相談してみるもよし、
自分の買ってきた魚を焼いてもらうもよし、
とにかく陸奥湊の旅に一味加えてくれるいいお店だと思います。
by YOSHIHITO
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。