八戸せんべいをおもいっきり楽しみたい方に
八戸市小中野地区。
八戸の中心部と陸奥湊をつなぐ街道沿いに「橘太助せんべい店」があります。
南部せんべいの種類といえば、せんべい種になる小麦粉を練り込んだものにごまをつけたごませんべいやまめをまぶしたまめせんべいなど、基本的にせんべいの上にトッピングしたものが大勢の中、こちらでは約10年ほど前からせんべい生地にいろいろなものを練り込んで焼き上げたせんべいをオリジナルで提供しています。
その中でも!という代表選手が、「梅せんべい」。
梅漬けの果肉を生地に混ぜて焼いたものなので、見た目が真っピンク。
梅漬けのたる開け直後の梅が一番イイ色になるのだとか。
また、練り込む際に塩は入れず、梅肉の塩分のみで味を付けているという天然素材のさっぱり味のせんべいです。
さらに人気なのは、この梅せんべいのみみ。
橘商店のせんべいのみみは、軟らかい食感のみみです。うめせんべいのほんのりとした酸味が絶妙でついつい・・・・進んでしまいます。
せんべいのみみだけ取れたら、今頃は・・、こんな冗談をお店の方がいうほど、こちらの練り系のみみは人気なようです。
とは言え、せんべいを作らないとみみはできません。
あくまでもせんべいのみみはせんべいの副産物なんです。
橘商店の練り込み系のせんべいのもう一つの人気が「えびせんべい」。
小さな小さな小エビをふんだんに生地に混ぜ込み焼き上げます。
赤々としたせんべいに仕上がり、えびのあの独特な香りとうまみがせんべいの中から沸き上がり、これもまたやめられない、止まらない(笑)。
さらには、このせんべいのみみはもう、絶品!
無類のかにえび好きのワタシには最高のご馳走。
赤くてもちっとしたせんべいのみみは、えびの風味、そしてうま味が神経を刺激して、お腹がいっぱいなるまでもう、止まりません。アクセル踏みっぱなしです。
この他、ちりめんじゃこを入れて練り上げたちりめんせんべいは、店主のひらめきでやってみたらせんべいにぴったり、ということで定番化したもの。
小魚とゴマとしそとわかめが小麦の味にほどよいアクセントを与えてくれます。
まだまだこちらにはたくさんの種類のせんべいがあって、ホワイトチョコレートをトッピングしたものや「さきいか」トッピング、フリーズドライした林檎をトッピングしたものなど、もう伝えきれません。
(↑上から時計回りで、「ちりめん」、「青のり」、「梅」、「ホワイトチョコレート」、「えび」、「まめ」)
このせんべいのみみは、焼き上げたときだけこちらで販売しています。
もちろんどれもとってもおいしいのでいろいろ買ってしまうんですが、それでもうめやえびのみみがあったら速攻買い!しています♪ byなおき
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