これまで取り上げてきた数々の「津軽冬野菜」。
すべてをご紹介できているわけではありませんが、
生産者の方々にいろいろお話しを聞いてみると、
なんてことない普通の食材だと思っていた野菜たちが、
実は、すごい物語を秘めていたり、こだわりを持って生産されていることを知りました。
冬の津軽には、そんな野菜があふれているんですよ。
その「津軽冬野菜」たちをスペシャルなフレンチでいただいちゃいました!
メニューは、
アミューズ/雪中にんじんのムース・キクイモのマリネと階上早生(そば)クレープ巻き
前菜/八甲田牛カルパッチョ・大鰐温泉もやしの瞬間薫製と冬陽しゅんぎくのアンサンブル
サラダ/つぶゆき玄米と清野袋冬菜っ葉(ほうれんそう)のサラダ仕立て
スープ/砂丘寒掘りながいもと陸奥湾ほたて貝のナージュ・岩木一町田セリの香り
メイン/脇野沢いのししバラ肉のコンフィと初雪たけ・寒締め菜(小松菜)のマリネ
デザート/津軽冬ぶどう(スチューベン)のジュレ
↑はメニューに登場した津軽冬野菜や特選素材の一部です。
※料理の写真じゃなくてゴメンナサイ。
調理も素晴らしいのだと思いますが、それにもまして、素材のポテンシャルが高いからおいしいんだと実感しました。「津軽冬野菜」のクセのない甘さ、やさしい香り、おどろくようなやわらかさ。言葉ではうまく言い表せないんですが、とにかくものすごい幸福を味わっちゃいました。ホント、すごかった!
これは東京で特別につくっていただいメニューなので、いつでも食べられるというわけにはいきません。
でも、フレンチの街ひろさきなら、
あえて「津軽冬野菜」という名はつけていなくても、
地元で穫れたおいしい「津軽冬野菜」を使った極上のフレンチがあるはず。
冬だからおいしい「津軽冬野菜」のフレンチを探しに行ってみようと思います。
by 義人
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。