義人が「青森のバナナ」を紹介していましたが、
なんと「青森のみかん」もあるんですよ。
2月に、弘前市で「冬陽春菊」を作っている小堀農園を訪ねたときのこと。
たくさんビニールハウスが建ち並んでいる農園に入っていったら、
中に背の高い緑の葉っぱがついている木が植えてあるハウスがありました。
木には、オレンジ色の実がついています。あれはもしかして、みかん?
小堀農園で栽培している「冬陽春菊」や「オータムポエム」など見せていただいた後
どうしても気になって、農園主の小堀松雄さんに
「入口近くのハウスで、みかんの木みたいのが見えたんですけど・・」と質問。
「みかんの木だよ。見たい?」と松雄さん。
もちろん「見たい!見たい!」と私。
で、見せていただきました。温州みかんやゆず、夏みかん、でこぽんに似てるみかんなど
いろいろ植えてありました。春菊だけじゃなくて、みかんも温泉熱で育っていました。

温泉のパイプを引いている以外は、暖房など何もしていないのだそうです。
私がとっても食べたそうな顔をしていたんだと思います。
松雄さんが自ら、みかんを採ってくれました。うれしい!うれしい!
早速、みんなで味見をしたところ、酸味がしっかりあって、甘さは薄めでした。
春菊ほどは甘くならないようです(ちょっと残念・・・)。
こちらは、大きなゆず。

おいらせ町のバナナは、本気で販売するために作ってるそうですが、
小堀農園のみかんは、松雄さんの趣味で植えているだそうです。
残念ながら、行っても買えないし、出荷もしていません。
みかんの木が植えてあるハウスの中では、
収穫した冬陽春菊を一束ずつ出荷用に束ねる作業をしていて、
雪が少なかった今年の2月とはいえ、なんとも不思議な光景でした。
byひろぽん