旅先での朝食風景は面白いもので、
普段は朝食なんかは食べてなさそうな人でも、
ホテルなどのバイキング式の朝食を
山のようにお皿に盛っている光景をよく見かけます。
それくらい旅先での「食」は大事なもの。
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さて、青森市新町・古川周辺には市場があるため、
朝早い時間から店を開いている食堂があります。
こういうお店で朝食をとるのも面白いような気がします。
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アウガB1の中央当たりに、
手羽先で有名な「肉のナリタ」があります。
甘くて香ばしい手羽先は本当に美味しくて、
アウガに行くとよくカイグイしています。
この肉のナリタに併設されているのが、
その名もずばり「市場食堂」。
10席ほどのカウンターだけのお店ですが、
カウンターの上には手作りの料理が大皿に盛られて並んでおり、
魚類から肉類まで市場の肉屋さんならではの種類の豊富さは、
どれを頼むか迷ってしまいます。
この時は店自慢の牛すじの煮込みや、
津軽の惣菜しそ巻きなす、津軽の味付けしおから昆布、
これにすじこを付けて定食にしてもらい、しめて950円。
さすがは肉屋さんと言いたくなるほど、
上手に煮込まれた牛すじの煮込みは絶品でしたが、
他の料理はどれも青森の普通の料理で、
その普通さがたまらなく嬉しかったりします。
また。お店の方と話を聞くとカウンターにあった串カツは
有名な鰺ヶ沢町長谷川牧場の自然熟成豚を使っているらしく、
その上、この店の焼き肉定食は八甲田牛を使っているというので、
これにこの店自慢の手羽先を加え、肉定食を作ってもらいました。
1,200円と少し高めではありますが、
青森でもなかなか食べることのできない特選素材によるスペシャルメニュー、
その価値は十分にあります。
八甲田牛、長谷川豚、どちらも味の深さが自慢の肉ですから、
噛めば噛むほどその肉の旨味が広がり、
そこに手羽先が加わるわけですから最高でした。
※長谷川牧場の豚は必ずあるわけではないようです。
by YOSHIHITO
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