浅虫です。
青森駅から浅虫温泉駅まで快速しもきたで13分。
時間にすればほんのわずかな時間ですが、
東京で山手線に13分乗っているのとは異なり、
ここでの13分間はなんとなく小旅行気分。
電車の旅は楽しいものです。
考えてみると、
浅虫の街ってあまりじっくり歩いたことがないことに気づき、
同僚(義人)と一緒に街並みを眺めながら歩いてみると、
けっこうすてきな街なんだと改めて感じさせられました。
少し昭和を残した街並み、JRのガード下、雰囲気ありますね。
さて、この日の昼飯は「浅めし食堂」で取ることに決めていました。
なかなか行くことが出来なかったお店なので、
はやる気持ちを抑えながら携帯電話のナビを頼りに道を進みますが、
なかなかたどり着けない。
どうやらかなり大回りのルートを通っていたようです。
「浅めし食堂」は通り沿いと言うわけではないものの、
線路のすぐそばにあるので、大回りさえしなければ見つけるのは簡単だと思います。
ここはNPOが経営している浅虫の家庭の味をいただけるお店。
定番じゃがいもすいとん定食や日替わりの定食を500円で食べることができます。
このお店の凄いところは、
・医師と栄養士の監修でカロリー650キロカロリー程度
・塩分4グラム以下
・化学調味料は使わない
・米は低農薬の浅虫産の米
・野菜も地元浅虫で収穫したもの
という健康で安全で安心なことに徹底的にこだわっていること。
かなりすごいことだと思います。
私が注文したのはじゃがいもすいとん定食。
このすいとんのスープが実に美味い。
すーっと体の中に溶け込むような、とげとげしさが一切ない味。
体に優しいことを実感してしまう、そんな感じです。
じゃがいものすいとんも丁寧に作られているし、
梅のおにぎりも美味しくて大満足でした。
同僚(義人)は魚の甘辛煮がメインの日替わり定食を注文。
帰り道にその感想を聞くと、
こういう食事を毎日ゆっくりと食べれるといいね、
何よりもご飯が美味しいところが良い。
とのこと。よく分からないが満足した様子でした。
美味しいものにはいろんなベクトルがあると思いますが、
ここの食事はその一つの方向でしっかりと際立ったものだと思います。
お薦めできます。
「浅めし食堂」は月曜日から土曜日の午前11時半から午後1時半までの営業で、
日曜・祝日は定休日となっているのでご注意を。
by YOSHIHITO
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。