下北へ向かう途中、
横浜町を抜けるときにどうしても立ち寄ってしまうのが「肉のはまだ」。
田名部祭り目指して旅したこの日も、
しっかりとカレーパンとメンチカツを食べていきました。
そして、時間に余裕があったので、
立ち寄った道の駅で発見したのこれ、”いぶりホタテ”。
青森県が世界に誇る「ホタテ」と「リンゴ」のコラボ商品。
りんごチップで薫製にしたホタテの干し貝柱です。
ホタテをどのように加工するかは、
ホタテの産地としてはとても重要な課題で、
各産地でいろんな加工品が売られているのは皆さんご存知のとおり。
横浜町に住む野坂さんも、ホタテの加工品を考えていましたが、
そのまま乾燥させる干し貝柱はいろんなところでやっているため、
より独自性のある商品とするため薫製を考えたそうです。
最初はポピュラーなサクラチップを使ってみたそうですが、
ホタテに対しては香りがきつすぎたし、
やはり青森県と言えばリンゴということで、
リンゴチップを使ってみたところこれが見事に的中。
商品化を進め、横浜町の道の駅「菜の花プラザ」で販売が始まりました。
この”いぶりホタテ”の美味しさはかなりのもので、
口に運ぶ前は薫製の香ばし香りが鼻をくすぐり、
口の中に入れると先ずは香ばしい風味が広がります。
そしてこれを何回も噛んでいると、
香ばしさと入れ替えに干し貝柱特有のホタテのコクがやってきて、
噛むほどに複雑な味わいを感じさせてくれます。
一度食べ始めると止まらない美味しさで、
薫製の香りに誘われて食べ続け、
あっという間になくなってしまうこと請け合い。
お酒のつまみにしたら最高だと思います。
りんごチップで燻す前に、
一度ボイルしてから、ある程度乾燥させる必要があるため、
気候などにもけっこう影響されてしまい、
道の駅に並ぶ品数も1日10パック程度という貴重品。
見かけたら間違いなく「買い」の1品だと思います。
写真は私が買った大きいパックで、1パック1,050円。
今はこれよりも小さい1パック630円のものが売られているそうです。
しかし、横浜町ってつくづく美味しい町ですね。
by YOSHIHITO
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