まるごと青森

鍛治町の真ん中で生太巻きを食べる

鍛治町の真ん中で生太巻きを食べる

グルメ | 2007-08-24 09:08

弘前で「鍛治町に行く」と言えばイコール「飲みに行く」ことと言っていいほど、
鍛治町周辺には多くの飲食店が集まり、たくさんの人で賑わっています。
この鍛治町の中心部にある雑居ビルの1階にある寿司屋「太助」もまた、
弘前らしく生太巻きが自慢のお店です。

tasuke

「太助」は昭和63年に開業したお店で、
店主・太田主税さんは昭和35年に弘前に生まれました。
弘前に生まれ、弘前で寿司屋を志した太田さんにとって、
この鍛治町に店を構えることが一つの夢であり、
チャンスをしっかりとつかみ、夢を実現させました。
店名は「一心太助」に由来するもので、
元気なことだけは誇れるお店にしたいという思いで名付けられたそうです。
威勢が良くて元気なこのお店、
小さいながらも居心地の良さがあります。

tasuke2

「太助」の生太巻きは
マグロ、カンパチ、サーモン、エビ、ホタテ、カニ、シャコ、
イカ、ウニ、シシャモッコ、玉子、キュウリの全12種類の具材が使われています。
いかに綺麗な彩りになるかということにも気を配って配置しているそうです。

鍛治町の真ん中で生太巻きを食べる

海苔一枚半を使う生太巻き。
多くの場合はこれを八つに切り分けていますが、
「太助」では六つに切り分けています。
そのため、一切れ三センチ近い厚さになり、
とても一口で食べることはできませんが、
厚みがある分だけそれぞれの素材の味が強く出ていると思います。
それ故に、どういう組み合わせでかぶりつくかによって、
食べた雰囲気は全く異なったものとなるため、
楽しいと同時に、太田さんの配置の妙を感じました。

生太巻きの良いところの一つに、
何人で食べても揉めないことがあるそうです。
握り寿司を何人前か頼んで大勢で食べると、
好みがかぶったりするため、遠慮したり揉めたりすることもありますが、
生太巻きだと具材が均等に入っているため、
そんなな心配をする必要がないためだとか。
納得できる話です。

また、「太助」は場所がら食事だけのお客さんだけではありません。
そこで、お酒のあてにもかなり気を配っています。
アナゴは生きているものをその日にさばいて料理するので新鮮そのもの。
自家製イカの塩辛も、新鮮なイカを使った作りたてなため、
イカのわた和えと言えるくらいの鮮度で、
イカのわたの風味が妙味でした。

tasuke4 tasuke5

弘前鍛治町の「太助」。
いろんな楽しみ方ができる良いお店です。

by YOSHIHITO

掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

ラーメン野菜居酒屋・バーカレー缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはん中華料理スイーツ魚介種差海岸まつりカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理エビチャーハンまち歩き肉・卵十和田湖アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACO白神山地体験レポート伝統工芸田んぼアートマグロお土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし青森県郷土料理三味線ご当地蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アートアウトドアツアー歴史・文化紅葉新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館#サウナ自然アートランチライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然#八甲田山グルメ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀八戸市食堂ブナコ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣り#太陽光発電ヒバ津軽八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳#夏休み鉄道青森岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜#風車りんご三内丸山遺跡白神山地毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食#焼きそばねぶた・ねぷた奥入瀬渓流絶景太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能アウトドアツーリズム果物山菜・きのこウニ温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶりカフェ・レストラン米・パン・穀物津軽海峡自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物お酒寿司白神山地周辺津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理#青森グルメ

月別記事一覧

月別一覧ページへ