今年の夏祭りがひとつ、またひとつと終わっていきます。
「八戸三社大祭」は4日、
「黒石ねぷた祭り」は5日で終わりました。
そして今日、「青森ねぶた祭」は「弘前ねぷたまつり」とともに最終日を迎えました。
「青森ねぶた」の由来は諸説ありますが、
一説によると、全国各地に伝わる禊ぎ(みそぎ)の行事「七夕」の灯籠流しが「ねぶた」になったといわれます。
文献によれば、安土桃山時代に津軽藩主為信公が二間四方の大灯籠(ねぶた)をつくって京都の人々を驚かせたとか。
今のように祭りとして整うには長い年月を要したことでしょうが、
見る者を驚かすねぶたの迫力は昔も今も変わりがないのでしょう。
見る楽しみに加えて参加する楽しみが気軽に味わえるのが「青森ねぶた祭」です。
雷鳴か地鳴りのように響く太鼓の音。
空気を切り裂くはりつめた笛の音。
魂をせかすにぎやかな手振り鉦。
その音の輪に入り、
鈴をシャンシャン鳴らしながら、
「ラッセラー、ラッセラー」の大声で跳ねれば、
もっともっと楽しい青森ねぶたを体験することができますよ。
列の中から見上げるねぶたは、
沿道から見上げるねぶたよりさらに美しく、そして感動的なんです。
なんだか恥ずかしくて・・・とか、
体力に自信が無くて・・・と参加を躊躇しているあなた!(笑)
きっとそんなことありませんから(笑)、来年はぜひ参加しましょうね!!
青森ねぶたも海上運行を残すのみ。
ちょっと早いですが、みなさんお疲れ様でした。
by 義人
※台風の影響もほとんど受けず、なんとか無事に運行されてきた青森ねぶたですが、最終日の昼運行でとうとう土砂降りの雨に・・・。”ねぶた”達も燃え尽きてしまいました。
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