トラスト活動によって横浜町の菜の花を守っている「菜の花トラストin横浜町」。
会員になると年に1回、横浜町産菜種油がプレゼントされてきました。
実は国産菜種の割合は全体の1%にも満たない希少品で、
これまでは一般には売られていませんでした。
ところが、ここ数年前から菜の花トラストの活動が認められはじめ、
助成などを受けて機械を導入したことにより生産効率が若干良くなり、
一般向けの商品”黄色い畑の贈りもの”の発売を道の駅で開始しました。
今年の4月のことです。
それまでは全ての行程が手作業だったのですが、
搾油機と精油機が導入されたことにより、
少しは効率よく作業ができるようになりました。
搾油したものを精油すれば完成じゃないのか?
そう思う人がいるかもしれませんがそうではありません。
黄色い畑の贈りものの品質を決めるのは、
“菜の花トラスト”の宮事務局長さん。
機械が導入された今も、手作業による作業を何工程も加え、
徹底したこだわりでその純度を高めています。
“黄色い畑の贈りもの”の特徴は、
丁寧に家内制手工業的に作られているところに集約されますが、
次のような魅力があります。
・無添加なんです。
“黄色い畑の贈りもの”には一切の添加物が含まれていません。
脱色等の処理もしていないので、自然のままの琥珀色をしています。
そして、この琥珀色こそが本物の菜種油の色です。
・非焙煎なんです。
“黄色い畑の贈りもの”は、自然のままのナタネが使われています。
焙煎したりや温水に浸けることで搾油量は飛躍的に増加するのですが、
風味が損なわれてしまうため、これらは一切行っていません。
・一番絞りなんです。
“黄色い畑の贈りもの”は一番絞りの菜種油だけで作られます。
一番絞りの搾油率は約30%程度。
その気になれば5回は絞れますが、一番絞りしか作りません。
・もちろん農薬や化学肥料も使っていません。
菜の花トラストが使用しているナタネの栽培に関しては、
農薬や化学肥料等は使われていません。
病害虫も横浜町に吹く西風が病害虫を全て飛ばしてくれるそうです。
だから”黄色い畑の贈りもの”は、
本当に美味しい本物の菜種油なのです。
パンにつけても美味しいですし、
ドレッシングにすると最高です。
もちろん天ぷらに使っても文句なし。
高い油なのでもったいないと感じるかもしれませんが、
質が良いので酸化しにくく、
市販の油よりも経済的なくらいなんだそうです。
横浜町の道の駅菜の花プラザで、
475g入り1,890円で道の駅特価で販売しています。
興味のある方は是非試してみてください。
by YOSHIHITO
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