まるごと青森

twitter facebook rss
青森りんごが命。ニッカ「シードル・ヌーヴォ」今年も登場!

青森りんごが命。ニッカ「シードル・ヌーヴォ」今年も登場!

特産品・お土産 | 2007-10-31 10:50

明日からいよいよ11月。
早いもので隔月めくりのカレンダーは残り一枚となりました。

11月が近づくとよく話題にのぼるのが「ボジョレー・ヌーボ」ですね。
仕込んでからわずか2ヶ月たらずで販売されるボジョレー・ヌーボは、
日付変更線の関係上、日本がもっとも早く解禁されることでも有名で、
季節を感じる風物詩として、なくてはならないものになりました。
解禁となる11月の第3木曜日を毎年楽しみにしている方も多いのではないでしょうか?

実は青森にも、とってもおいしいヌーヴォがあります。
それが10月30日に解禁となったニッカ「シードル・スパークリングヌーヴォ」です。

nittukasi-doru

りんご酒とシードルの歴史については以前の記事でも紹介いたしましたが、
りんご酒づくりは、
明治時代から大正時代のはじめにかけて、
弘前市の会社がりんごブランデーの醸造を始めたのが最初で、
昭和初期には別の団体がりんごのシャンパンづくりにも取り組んでいたようです。

りんご果汁が日本で初めて製造されたのが大正13年と言われていますので、
なんとりんご酒の方が歴史が古いことになるんですよ。

それらの取り組みは、世界恐慌のあおりをうけ、結局成功しなかったのですが、
その後、弘前市の吉井酒造がアサヒビールと提携して朝日シードル㈱を設立し、
同31年からシードルの生産(発売は32年)を開始しています。

青森りんごが命。ニッカ「シードル・ヌーヴォ」今年も登場!

↑昨夜(30日)、弘前で行われた解禁パーティに潜入(笑)しました。

あれから50年。
誕生当時から変わることなく、
青森りんごを原料とし、弘前で製造されているニッカのシードルは、
大手メーカーが全国で発売しているというものの、
青森県人にしてみればまさに地元の飲料。
ご当地シードルと言っても過言ではありません。よね?

今年で3年目を迎えるシードル・ヌーヴォは、
その年の秋に収穫した早生種「つがる」でつくります。

nittukasi-doru3

つがるは、青森県りんご試験場が1930年にゴールデンデリシャスと紅玉を交配し、育成した品種。
紅玉の血を引きながら酸に強みがなく、やさしい酸が甘味を引き立てるような、そんなさわやかな味のりんごです。

糖分、香料、着色料を一切加えない独自製法でつくるこのシードル・ヌーヴォは、
つがる自身が持つ甘味や酸味、
早生りんご特有の爽やかでスッキリとした味わいを楽しむことができますよ。

nittukasi-doru4

ニッカ シードル・スパークリングヌーヴォは、売り切れゴメンの数量限定販売。
お店で見かけたら是非お試しくださいね。
by 義人

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

タグ別記事一覧

自然アートランチ弘前公園陸奥湾おやき焼き鳥グランピング#エビの釣り堀グルメ弘前城フェリー三社大祭日記雪見温泉月見#釣り食堂弘前八甲田尻屋埼灯台館花岸壁朝市ポップアナログレコード#手帳ヒバブナコ岩木山尻屋埼宵宮横丁露天風呂青森県、色彩#桜鉄道津軽毛豆寒立馬美術館最強毛豆決定戦妖怪#食りんご三内丸山遺跡青森太宰治灯台青森土産きのこ鮟鱇JOMONトーク伝統芸能ねぶた・ねぷた奥入瀬渓流白神山地温泉ジオパーク津軽土産アニメあんこう万年筆えんぶり果物山菜・きのこ絶景自転車ガイドパッケージ買いクラフト風間浦鮟鱇ステンドグラス建物カフェ・レストラン米・パン・穀物ウニ津軽弁金魚イベントハンドメイド#郷土料理お酒寿司津軽海峡缶バッジおにぎり海藻唐揚げ#お家ごはんラーメン野菜居酒屋・バーカレーカンバッジうにぎりわかめ和栗インバウンド#料理スイーツ魚介種差海岸アクティビティおみやげ岩のりe-sportsスタンプお家でシリーズBUNACOまち歩き肉・卵十和田湖お土産津軽弁缶バッジ寒海苔お盆スーパー植物#だし伝統工芸田んぼアートマグロ蔦沼寺山修司カフェ迎え火・送り火ハンコ担々麺#アート郷土料理三味線ご当地新緑八戸ブックセンターコーヒー嶽きみコケシ辛い#青森県立美術館ツアー歴史・文化紅葉ライトアップイルカプリン熱帯魚クリスマス種差#自然

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ

青森県の暮らしぶりを訪ねる旅