最近はどこのコンビニでも地元色のある商品を出していて、
それがコンビニに入るときの目安になることもよくあります。
“源タレ弁当”や”メガ・カステラサンド”など、
このブログでもけっこう紹介させてもらっています。
今回見つけたのは”昆布醤油焼きおにぎり”。
サークルKサンクスで今月から売られている商品で、
一見すると普通のおにぎり商品の中の一つですが、
実はこの「昆布醤油」が藤崎町にある中村醸造元のものなのです。
しかも、これはキャンペーン商品ではなく、
通常のラインナップとして全国で売られているというから驚きです。
中村醸造元は江戸末期に創業した老舗。
実は日本で初めて昆布醤油を商品化し、
調味料の新しいジャンルを開拓したのもこの醸造元です。
今では各大手醤油メーカーが昆布醤油を製造していますが、
ナショナルブランドがひしめく醤油業界の中で、
中村醸造元の「こんぶ醤油」は確固たる地位を築いており、
さすが元祖の風格を見せています。
そして、中村醸造元には究極の昆布醤油があります。
ベースになるのはブランド醤油「カネカメ中村」。
吟醸工程同様に低温でじっくり熟成させたこの醤油は、
とてもやわらかく、まろやかな醤油ですが、
その中の最初にしぼられるわずか1~2パーセントの一番しぼりに、
厳選した北海道産昆布を独自の方法で合わせてつくるという、
月にわずか720mlで30本程度しかできない代物。
これが1本8,000円の超高級昆布醤油「限定なかむら」です。
そうそう買う機会はありませんが、
その味のクォリティーは確かなものがあります。
青森市内のお寿司屋さんで置いている店があるそうなので、
見つけたら是非試してみてください。
by YOSHIHITO
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。