いきなり寒くなってきました。
テレビでは「午後から平野部でも雪になるかも・・・」とアナウンサー。
八甲田山で初雪が観測されたのはおよそ一ヶ月前のことでした。
平野部にもとうとう冬がやって来ますね。
冬の雰囲気を探しに出かけた先週の土曜日。
途中で立ち寄った「酸ヶ湯温泉」の売店で、
噂には聞いていたあの「八甲田山バッジ」を買いました。
それがこちら。
渋くて素敵だと思いませんか?
なんと、このバッジをデザインしたのは、あの棟方志功画伯なんですよ。
この図柄は、羽をいっぱいに広げた神鷹が八甲田山から世界を見渡しているところで、
昭和29年にデザインされたのだそうです。
デザインの元になった出来事は昭和4年。
まだ青年だった棟方志功が、
八甲田の鹿内仙人、酸ヶ湯温泉の大原専務(当時)と連れだって八甲田山に行ったとき、
頭上を悠々と舞う一羽の鷹に出会いました。
よく見ると、そのタカの両翼には、日の丸のような白い紋様が浮かんでいます。
それを見た鹿内仙人は志功を抱きかかえ
「これは神鷹だ。志功、おまえは世界一偉くなるぞ」と予言したのだそうです。
棟方志功画伯の世界的な活躍はみなさんご承知の通りですよね。
以来棟方志功は、
ここを神のような鷹が舞う館”神舞閣”と称し、
多くの作品と共に「神舞」の書を揮毫しているのだそう。
大きさ3~4㎝のこのバッジは、
ピンタイプとねじタイプの2種類(税込み千円)あります。
もしかしたら、何か御利益があるかもしれません(笑)。
by 義人
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