しつこくてすみません、今日も津軽冬野菜です。今回は東京都内のお店で扱う予定があるということで、お邪魔してきました。
こちらは新宿区北町にある「北町 善知鳥」さんです。今年7月に開店したお店で、ご主人 内山さんは青森市出身です。お客様にゆっくりとお料理を楽しんでもらいたいという思いから、あえて繁華街ではなく住宅街に近いところにお店を構えたのだそうで、今いらしているお客様も近隣のお客様がほとんど。座席数はカウンター10席、テーブルが2つの8席とゆったりした感じのお店になっています。さてさて津軽の冬野菜達はどんなお料理になるのでしょうか。
まずは「冬陽春菊とタラのちり小鍋」です。冬と言えばタラ!タラの身と白子に春菊が添えられ、見た目は小さいながらも青森の世界をビシッと表現した逸品に仕上がっています。小堀さんの春菊は茎も生で食べられるほど非常にさわやかな味わいなので、サッと熱が加わった程度で美味しくいただけます。
続いて、「長芋このわた」。屏風山でとれた砂丘ながいもになまこのこのわたがのったもの。サラリとしたながいもの味わいにこのわた独特な磯の香りが交わり、山と海のコラボレーションです。
そして、「一町田セリと猪の鍬焼き」です。冬にしか出荷されない脇野沢の猪と一町田セリがすき煮風に仕上げられた逸品です。これは凄い。猪の臭みが無く脂の旨みとセリ独特のさわやかな苦みが、口の中でらせん状に上昇していく感じの味わいです(表現下手ですみません・・・)。
「ちり小鍋」と「長芋このわた」は一品料理で、「鍬焼き」はコース料理に取り入れる予定なのだとか。時期によって入荷する野菜が変わるため、確認していただく必要がありますが、1月くらいから2月いっぱいくらいまで、これらのメニューを楽しむことが出来るそうです。
こちらのお店、コースは5,000円(日によってメニューは変わります)。一品料理も各種そろえていて、特に鮮魚類はほぼ青森産を利用しているそうです。
ゆったりとした時間を楽しみつつ、青森の素材を楽しむなんてどうでしょう?是非是非試してみてくださいね。
by ノブchan
「北町 善知鳥」 | |
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場所 | 新宿区北町21第二信幸ビル1階 最寄り駅 地下鉄大江戸線「牛込神楽坂」駅から徒歩3分 |
TEL | 03-6411-0863 |
時間 | 営業時間 17時30分~23時(ラストオーダー22時) 定 休 日 毎週月曜日(年末年始はお休みの予定なので要確認) |
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。