先日、理由あって同僚と八戸へ。
せっかくなら、八戸らしい場所へ行こうと、
櫛引八幡宮でかなり遅い初詣をしてきました。
元日は、決まって2時間級の大渋滞になるので、
ここ1~2年はちょっとご無沙汰。
でも今回はゆっくりと参拝することができました。
櫛引八幡宮は、鎌倉の時代から多くの人々に尊崇されてきた旧南部藩の総鎮守。
国宝の赤糸威鎧をはじめとした宝物を所蔵し、御本殿そのものが国指定重要文化財となっている南部地方の貴重な文化財です。
その櫛引八幡宮に行ったら寄っておきたいのが「鶴子まんじゅう」のお店「萬栄堂」。櫛引八幡宮の入り口付近にある同店は1921(大正10)年の創業です。
黒砂糖を使った小判形のまんじゅうに、
真っ白ならくがんの粉をまぶした菓子が「鶴子まんじゅう」。
つくった当時から好んで買い求めてくれた女性客藤田つるさんの名と、創業者が見た「櫛引八幡宮に舞い降りる大きなツル」の夢がその名の由来だとか。縁起の良い名にも恵まれて、今では八戸を代表する銘菓となりました。
香ばしい香りと見た目は昔のまま。
でも「甘さは時代の変化に合わせて控えめになっている(二代目店主)」のだそうで、たしかに、見た目と昔のイメージほど甘くはなくて、2~3個ならぺろりと行けちゃいそうなすっきりとした甘みでした。
久しぶりに食べた「鶴子まんじゅう」。
そのおいしさも嬉しかったのですが、子供の頃のように、”らくがん”の粉で口の周りを真っ白にできたこともかなり懐かしく楽しかったです(笑)。
なんだか、甘いモノが大好きだった子供の頃より、大人になった今のほうが「鶴子まんじゅう」にはまりそうで怖いです(笑)。
追伸 今年のおみくじは小吉でした(笑)。by 義人
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