八戸の高校の購買からスターグルメが誕生です!!
去年の5月、噂に聞いていた八戸の高校生のソウルフード「むつ食品のチキンカツ」にはじめて出会いました。
一見ジャンクフードと思わせるその外見の中は、実はたっぷりのキャベツのシャキシャキとほんのり塩味のチキンがたっぷりと入るというバランスの良さを持ち、「おにぎり片手にこのチキンカツやメンチフライをおかずにするんですよ~」というたねブロのマサキさんの言葉を思い出しながら、「なるほど、こりゃいい。」と、ついつい、チキンカツ、メンチフライ、お好みフライと立て続けに食べたのが最初の出会いでした。
そして先日、テレビ番組にこのむつ食品のフライブラザースの中から「グラタンフライ」が紹介されたようで、その反響でこのブログにもたくさんの方々からのアクセスがありました。
ワタシもその反響の凄さを感じつつ、先日むつ食品を尋ねる機会があったので、このことを伺うと、やはり番組が放送されてから、店舗を訪れる方々がたくさんグラタンフライを買っていかれたようで、京都から来ました、埼玉から来ましたと、遠くからも来ていただき、作っても作っても間に合わずにお客様にお待ちいただいたり、売り切れでご迷惑をかけたりもしたんです、というお話。
今はだいぶ落ち着いた、ということでしたが、それでもワタシがこうして入口で立ち話をしている間にも、ありったけ10個以上をカゴに放り込んでいかれるお客様がいたり、それを見て隣の調理場から急いで出来たてを補充するスタッフの方がいたりと大忙しの様子。
ワタシもグラタンフライが実は春巻きの皮で包まれている、なんてことは知らず、その作り方やどんな中味になっているのか気になって、あれこれと聞いていると、「そんなに興味があるんだったら中に入ったらどお?」という願ってもないお話を頂戴し、いよいよガラス越しに見ていた調理場にご厚意で入ることができました♪
グラタンフライ。
ホントでした。春巻きの皮でくるんでいます。
連日1000個は作っていたというので、春巻きの皮を作っているところも大変だったんじゃないかな(笑)なんてお話をしていましたが、フル回転で熟練のみなさんでもたいへんだったようです。
そしてできたてのグラタンフライをいただきました。
うまいのなんの!
サクサクの衣の中からジュワ~とホワイトソースが口に流れ込んで来ます。
とろ~りとしたコクのあるグラタンを楽しめる逸品。
出来たてでなくても温めて食べると美味しいんですよ、というお話に納得です。
あのチキンカツも作っています。
このブラザーズの長男がこのチキンカツです。
25~6年前に八戸高校が高校デビューだったんだそうです。
そして少しずつ学校が増え、ピークには15校になります。
今でも8校の高校で販売しています。
何と言っても作るのが難しいのもこのチキンカツなんだそうです。
キャベツと鶏肉というまとまりのない具材を小麦粉の種を上手に使いながら、パン粉の中でまとめていくという熟練の方でないとできない作業なのだそうです。
全て手づくりですが、鶏肉もいろいろな部位が入っています。
なので高校生の間では袋の上から軽く押して「堅いのがあたり」なんて言っているんだそうです♪
さらにコレがあれば無敵のメンチフライと「たこ・イカ・紅ショウガ」が入った本格的な味のお好みフライも揚がっていて、これらには甘辛いウスターソースがラッピングの前にかけられていました。
ちょうど伺ったときが学校に運ぶ丼物や麺類、お総菜の最後の仕上げをしていた時期。
どんどんと仕上がっていきます。
はじめて学校に持っていく料理たちを見ましたが、丼でたしか250円とお話ししていましたが、えび丼もカツ丼もロコモコ丼もどれもホントおいしそう。
色にも形にもそそられるこれらのたくさんの種類のランチ。
「お総菜パラダイス 八戸」の高校生はホントうらやましい、と思いました。
いつかむつ食品のこれらの購買ランチをイートインできるようなところが生まれたら、絶対ワタシは全種類制覇を目指します(笑)
※八戸市民なら給食でおなじみ。
八戸ジャジャメンもいただきました。
やっぱり中華麺にぴったりのタレです。
場所はコチラ
byなおき
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。