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「寺山修司 劇場美術館:1935~2008」

GWは青森の桜とアート三昧

観光スポット | 2008-04-08 19:29

なが~~い冬が終わり、いよいよ青森も春爛漫!
水芭蕉やカタクリが見ごろを迎え、桜はつぼみを膨らませてみなさまのお越しを待機中。
予想では来週末には桜前線が青森到着。GW前には満開を迎えそうです。

青森県の桜の名所で知られる弘前公園。
見所は、弘前城の天守閣、桜のトンネル、そしてそこから見る岩木山は、何度見てもうっとり!
お堀でボートを漕いだり、ライトアップされる様子もロマンチックです。

さて、今回は桜とともに楽しむアートスポットをご紹介!
弘前から車で約1時間の青森県立美術館では、現在、寺山修司の展覧会「寺山修司 劇場美術館:1935~2008」を開催中です。

寺山修司 (1935-83、弘前市出身) は俳句や短歌といった文学を出発点とし、やがてラジオ、テレビ、映画、演劇、さらには競馬やスポーツ評論の世界を駆け抜けていったマルチアーティストです。
そんな多岐に渡る寺山の活動の全貌を紹介するこの展覧会は寺山修司展としては過去最大規模の展覧会となります。

3月下旬には、プレイベントとして寺山修司増殖計画を各地で開催!
私は青森市新町商店街での増殖計画に参加してきました。
美術館の中で、作成しメッセージを入れた寺山の等身大パネルを商店街へ持ち込み、新町商店街を練り歩き、お寿司屋さんの店先、赤提灯の下、時計屋さん、デパートの入り口・・・と次々ジャック!

「寺山修司 劇場美術館:1935~2008」

参加者も寺山のお面をつけているので、寺山は一層増殖し、かな~~り異様な、でも参加者自身が一番楽しいイベントとなりました。
話によると、この寺山パネルは、JRで移動し、東京のギャラリーもジャックしているとか・・・。

写真は、青森駅構内を駆け抜けている寺山修司の写真です。

「寺山修司 劇場美術館:1935~2008」

ということで、4月1日に幕を開けた寺山修司展!!
この展覧会は、5つの展示室をそれぞれ寺山の小宇宙と見立てています。
その中からいくつかご紹介しましょう。

最初の展示室Aは文学。寺山の資料はもちろん、代表的な詩や短歌を映像を交えて上映。
この映像の音楽と朗読を担当してくださっているのが、なんと俳優の三上博史さんです。
穏やかに、ささやくように寺山を再現する声を聞いていると、すっかり、寺山になった気分になっていきます。

導入部分で、寺山ワールドな状態となっていただき(?)鑑賞スタート。

4つ目の展示室Dは、「毛皮のマリー」 ~美輪明宏VS寺山修司。
寺山が美輪のために書き下ろした1967年初演の舞台を、寺山没後の1994年に再演し、2001年からは演出も手がけている美輪版「毛皮のマリー」の8m×11mの巨大な舞台美術セットが設置されています。
舞台には津軽を思わせるねぶた絵などが施されています。
照明、音楽を用い、演劇の雰囲気を再現するとともに、舞台上にはワダ・エミさんデザインの衣裳の数々も展示。

「寺山修司 劇場美術館:1935~2008」

最後の展示室 Eは、「われに五月を ~百年たったら、その意味わかる」。
寺山が、現在もなお強い影響力を持ち続けていることを紹介するこのコーナーでは、寺山とゆかりのあった人々のインタビュー映像やラジオドラマ、映画サントラ等の視聴ができます。
「ドアのむこうに寺山が立っていたら・・・」、「寺山はどこかに生まれかわっているか?」という質問に、美輪明宏さん、カルメン・マキさん、日比野克彦さん、三上博史さん、荒木経惟さんなど、多方面で活躍の多くのみなさんが答えています。

と、つらつらと長文になってしまいましたが、まずは、ご覧になっていただくのが一番!
企画された寺山偏陸さんによると「1つの展示室を見るのに1日かかる!1週間かけてご覧ください!!」と言っているだけあって、それぞれの空間毎にガラリと違う寺山の世界を体験できます。

そして、この展覧会、展示はもちろんのことながら、関連企画も充実!
毎週末のように、「寺山修司監督映画作品特集上映会+九條今日子×佐々木英明講演会」、講演会「土方巽の舞踏 ~東北から東北へ」、特別映画上映会「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」、展示室内演劇「リアカーシアター」、特別関連イベント「毛皮のマリー」と関連企画が目白押し!!
大島渚の次男、大島新の映画監督デビュー作である「シアトリカル 唐十郎と劇団唐組の記録」は、なんと第17回日本映画批評家大賞ドキュメンタリー作品賞受賞作品。
先月、授賞式が行われたばかり!
特別関連イベント「毛皮のマリー」は、寺山没後25年特別公演。伝説の女優!!劇作家・川村毅が、マリー役にて捧ぐオマージュ!!必見です!!

こんな具合に、青森県立美術館誕生後、青森のアートは熱い!!と言われていますが、またまたビックウェイブが!!
桜の名所でもある十和田市官庁街通り。桜と松との美しいコントラストの中をまるで生きているかのように見える馬モニュメント。満開の時はもちろん、桜吹雪が印象的です。
その通り全体を美術館として整備した「十和田市野外芸術文化ゾーン」の拠点施設「十和田市現代美術館」がいよいよ4月26日にオープンします!!
こちらでも、新しい体験ができそうですね。

春は、桜とアートが楽しめるスポット満載の、青森へGO!!

by Kuu

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