青森市の新町通りに明治時代創業の老舗、昆布羊羹で有名な甘精堂本店があります。こちらはこの前「かしす羊羹」を紹介したのですが、今日はその隣にある「シュトラウス」のお話です。
シュトラウスは、甘精堂の洋菓子部として始まりました。1階が販売スペースで2階が喫茶スペースになっています。店内はオーストリア調な感じ・・・こちらの社長さんは、ウィーン菓子のマイスターだそうで、日本国内に3名しかいらっしゃらないのだそうです。
その社長が最近注目しているのがカシス。2年くらい前からカシスのケーキを手がけるようになり、最近になってプリン、シャーベットも店内で楽しめるようになりました。カシスのムースケーキは、カシスの酸味とバニラムースの甘みが交わってホントに爽やかな感じが口の中で広がるんですね~
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ちなみに希望があればカシス羊羹も店内でいただけるそうです。(実はお客様をお連れしてお店に伺ったのですが、この羊羹に興奮していました・・。)
こちらのお店では青森産と海外産のカシスをブレンドされているそうです。味わい・色の度合いのバランスを考えてのことだそうです。カシスは皮が黒くて中身が白っぽいんです。でも皮の色素が赤いので、ピューレにすると鮮やかでキレイな真っ赤になるのですが・・・。微妙な違いがあるのでしょうね。海外産カシスの果実を味わったことは無いのですが、聞くところによると、品種がいくつかあるようで、中には甘い果実もあるようです。青森産の方は酸っぱい品種だけのようです。その方が体に良さそうな気がしますが。。。
7月にはカシスの収穫時期を迎えます。青森市内のカシスを扱うお店では、お店の前にカシスの鉢植えをおいているんだそうで、そのうちカシスの実がなっている姿が見ることが出来るそうです、楽しみですね♪
byノブchan
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