古川市場で「みず」(山菜)をゲット。おいしくなってきました。
ワタシはメイドインあおもり。
もちろん山菜好き。
ばっけ(ふきのとう)から始まり、しどけ、こごみ、うど、わらびと山菜リレーが続き、今は「たけのこ」(ネマガリダケ)のピーク。
そしてこの間までまだまだ細くて短かった「みず」もいよいよ太くてしっかりしたものが出回ってきました。

みずの本名は「ウワバミソウ」。
ウワバミ(大きな蛇)が出てきそうな深い沢に生えていることからこんな名がついているようです。
全国的にある山菜のようですが、北のものほうが大きくて品質のいいものなんだとか。
みずみずしくて、シャキッとした歯応えがあり、どんな味にも染まってくれるわりにはちゃんと存在感を示してくれる万能山菜。
そのくせ、あくが少なく、皮をむくだけの簡単な手間でいただけるので、小さな時からとにかく食卓に上っていた馴染みの深いものです。
古川の市場から買ってきて、さっそく皮むき。
・・・スミマセン。
今、皮のむき方を6~7行書きましたが、文章ではこの作業を表現できません(泣)
とにかく皮をむきながら5~6センチにポキッと折っていきます。
するとコレ↓

赤みずなのでこんな感じです。
そしてさっと茹でます。
すると緑色のいい感じのみずになっていきます。

もちろんこのまま塩水に真こんぶを切って入れたみずの水物にしていただくことも、今なら白かぶの浅漬けに一緒に入れていただくのもOKですが、ご飯のお供にぴったりなのが、炒め物。

おだしがでそうなもの、例えば豚バラ肉とかさつま揚げでも、油揚げでもOKですが、糸こんにゃくを加えておしょうゆとみりんでジューと炒め、水分が飛んだところで、お皿盛り。唐辛子も相性バッチリですよ♪

温かいご飯にみず炒め。
これから夏の暑い日で食欲が落ちていても、これさえあればの一品。
夜のアテには「ホヤとみず」(笑)
今頃から秋までいただける「みず」。
青森の食に忘れてはいけない山菜ですね♪
byなおき