さすがは黒石。まさに焼きそばの聖地!
もうだいぶ前になります。
藻川屋さんで初めて黒石の焼きそばをいただき、その平太麺にソースがたっぷり染み込んだ味におおっ?と思い、そこから・・・。
怒濤の一日5連チャンを続け、黒石やきそばの奥深さと各お店の特徴なんかもわかってきて、黒石ってホント焼きそばを出すお店が多いところだなあ、なんて思っていたら。
そう、「つゆ焼きそば」。
ビックリするようなものに出会い、ソースと醤油が出会う新しい味覚の世界にすっかり参ってしまい、またここからつゆ焼きそばを食べ歩き、ある意味、黒石焼きそばはつゆ焼きそばも含め、ワタシの中でしっかりと整理され、形作られたと思い、探求心も満たされたなぁ、なんて思っていたら、
「実は、切り札に『おでんやきそば』ってものあるんですよ~!」
という黒石のM氏の話に、、、
「・・・・、、、な、なに? お・で・ん・や・き・そ・ば?」
「・・・・、、、え~~~っ!!!」
とコンプリート気分を一気に崩され、夜しか食べられないというその復活のやきそばをいつかはきっとと、ずっと機会を待っていました。
黒石市内の様子を子ども視線で言えば、
黒石中学校学区(黒中学区)、と中郷中学校学区(なか中学区)とがあり、なか中学区の昔の子どもたちが食べていたのが「つゆ焼きそば」。
そして黒石のM氏がワタシに話すこの「おでんやきそば」はもう一つの雄である黒中学区の子どもたちが食べていたもの。
今から40年ほど前に黒中学区のあたご様のおかあさんが手前にちっちゃく焼きそばの店を出していて、ここに黒中の子どもたちはカイグイに来ていました。
コチラには玉ねぎだけのシンプルな焼きそばとおでんがあり、腹ペコの中学生は、焼きそばにおでんを乗せて食べていました。それがおでんやきそば。
このおでんには甘めに味付けされた「からし味噌」がかかっていて、もちろんおでんの引き立て役でしたが、実はこのからし味噌。
なんと、黒石焼きそばもメチャメチャ引き立てる味噌でした。
腹ペコだけどお金がないときには、黒石焼きそばにこのからし味噌だけ乗せて食べていたほどの当時の黒中生徒のウルトラソウルフード。
このくだりは、その後何度となく聞かされ、聞けば聞くほどに、からし味噌と焼きそばのコラボを確認したい、という欲求が高まるワタシ。
そして、いただきました!
「おでんやきそば」
さすがに今は玉ねぎだけ、とはならず普通の具が入った焼きそばですが、
このからし味噌と黒石やきそばのコラボは子どもたちがハマル理由がよくわかります。
新しい味なのに絶妙のコンビネーションです。
もっともっと食べたいのに、その日は既に焼きそば店に5軒ほどいった後。
それでもこの味はアリです♪ 絶好調の時ならおかわり状態だったのにとプチくやし。
なか中学区では「ソース」と「醤油」が出会い、ここ黒中学区では「ソース」と「からし味噌」が出会う。
さすがは黒石、焼きそばの聖地。
byなおき
<データ>
店名:サンティール
住所:黒石市横町24-7 よされ横丁
電話:0172-53-1731
時間:19時~01時(夜だけの営業です)
摘要:お酒を飲まないお客さまOK、焼きそばだけでもOK。
あったかいほうじ茶も出してくれます。
<近々、サンティールさんが「おでんやきそば」を持って出店するイベント>
■青森市産業会館に出店
7月12日(土)10時~17時
7月13日(日)10時~16時
イベント名:シャープグランドフェア
■黒石こみせに出店
9月13日(土)10時~16時
9月14日(日)10時~15時
イベント名:こみせまつり
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