「シモキタ」ザワ…青森の人なら、こんな脳内変換をしたことがあるであろう「下北沢」。
そんな青森人のご要望にお応えして(?)、この7月5日と6日、下北沢に下北が登場しました。
事の起こりは下北地域県民局。「これだけ名前が似ているのだから、何かつながりを持てないか…」と思った職員が、下北沢一番街商店街振興組合の理事長さんにお会いしたのが発端です。
「面白いねぇ」と理事長さんから好感触をいただき、せっかくだから下北沢のイベント「北沢音楽祭」に出展してはどうか、では音楽祭実行委員会の了解をもらって、じゃあ地元からはあおぞら組さんと下北名産センターさんの協力で…と話はトントン拍子に進み、このたびの出展となったのだそうです。
ということで、まずは北沢音楽祭のメイン会場にもなっている北沢タウンホールへ。
おっ、入り口正面でいきなり見慣れたのぼりがお出迎えです。振り向いて階段を上ろうとすると今度はマグロののぼり。目立っちゃってますね。ふふふ…
こちらの催事はあおぞら組による物販。おなじみ「マグロ一筋テーシャツ」やマグロ一筋の絵柄が入った「エコだべさバッグ」、「マグロ一筋手ぬぐい」など、普段は大間に行かないと買えない品々が売られていました。
そのほか、下北名産「ひば」製品も売られており、ひば箸を買うと名前が入れられるとのこと。では、早速チャレンジ!
…あらら、「くどぱん!」じゃなくて、「くビぱん!」?いや、クビはちょっと…
気を取り直して、下北沢駅そばの屋外出展スペースへ。こちらでは下北半島特産「イガの生っぴ(生干し)焼き」、「ホタテ串焼き」、「活ホタテ貝焼き」が売られていました。活ホタテで1枚200円?これはお買い得でしょう!
と、自分が買って食べている間に(ん?)、おお、人が増えちゃってます。東京でこの値段で活ホタテはなかなかないでしょうからね。青森の「下北」ですよ!皆さん覚えて帰ってくださいね!
このほか、北沢音楽祭の催事の一環として行われた「環境美化推進PRパレード」に大漁旗やのぼりを持って参加したり、「風知空知」という居酒屋さんで、音楽祭の期間中(7/2~7/6)下北の食材を使った料理を提供していただいたり。
大々的に!というわけではありませんが、それでもちょっと、下北のことを知ってもらえたかな、と思います。来年の実施は未定ということですが、こういう交流がこれからも続いて、少しずつ、そしていつの間にか、下北沢の人は誰でも下北を知ってる、みたいなことになると面白いな~。
と、今度はイガの生っぴをかじりながら思ったのでした。
by くどぱん!
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