手にした方もまだの方も知ってて欲しい、嶽きみの茹でテクニック♪
先日、年中行事の嶽きみゲットの旅に。
岩木山を周回する道路の上斜面の収穫が終わりいよいよ道路の下斜面に入ったというので、そろそろ寒暖の差も大きくなってピークと思い、産地へ。
嶽きみは、標高約450メートル、岩木山「嶽」地区のとうもろこし。
その栽培は今から約40年前に始まります。
当時は自家用としての生産が主でしたが、糖度が他の産地に2~3度高いなど、甘くとても美味しいことから口コミでその価値が広まり、今では「日本一おいしいとうもろこし産地」と呼ばれています。
「嶽きみ」がこんなにおいしいのは、真面目な農家が、有機質肥料をたっぷり入れた土壌で、通常のとうもろこしより日数をかけじっくり育てるから。
そこに、嶽高原の気候。
日照、風などがおいしくさせているのはもちろん、岩木山麓「嶽」の非常に大きな朝晩の寒暖差が甘味をより一層強いものにしてくれます。
道中は津軽の秀峰岩木山が抜けるような青空の中いろいろな表情を見せてくれるので、思わずパシャリ♪
パシャリ♪
そして、パシャリ♪
岩木山の稜線の美しさに見とれているうちに、
小田桐農園さんに到着。
大きな鍋でグラグラと嶽きみを茹でています。
甘くてい~い香り♪
嶽きみは農家が朝早く起きてまだ涼しい朝、身が冷たく引き締まっている時に収穫しています。
小田桐さんのも奥から出してきたものはまるで予冷しているように冷たい♪
収穫適期となった道路から下側斜面の農地の場所を教えてもらい、そちらでパシャリ♪
嶽から見える岩木山を背景に、そして太陽をさんさんと浴びたまるまると太った嶽きみをパシャリ♪
茹でたての嶽きみにかぶりつきながら帰路に(笑)
さあて、ここから。
いよいよ「嶽きみ茹で方講座」です(笑)
知っている方はともかく初めての方は参考にどうぞ♪
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【「嶽きみ」のおいしい茹で方】
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●大き目の鍋に「嶽きみ」が隠れる程度のお湯を沸かします。
●お湯が沸騰したら皮を全部むいた「嶽きみ」を入れます。
●再度沸騰するまで待ちます。
●茹で時間は再沸騰から2~3分です。
※あまり茹ですぎないのコツです。
●茹で上がる直前に用意した塩を入れます。塩の量の目安は、
「嶽きみ」5本に対して15g~20g位です。
・・・そう、茹で過ぎない! ここが大事!なようです。
もともと皮がじゃまにならない品種。
青臭さも感じない、生食ができそうな嶽きみは、茹ですぎないのがとても大切な
ようです。
更に塩。直前投入を励行しましょう。
どうしてもハニーバンダムを食べてきたワタシなんかは、先に鍋にど~んと塩を入れて茹でる、というのが癖になってしまってるのですが、甘さがしっかりした嶽きみは塩味をあまりさせないほうがおいしく感じるようです。
おいしい嶽きみは今月末頃まで。
季節の味を最後まで楽しみたいですね♪
byなおき (これでも結構「台所ブロガー」です♪ 笑)
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