津軽半島の最北端、外ヶ浜町三厩地区にやってきました。
「ここは本州の極地である。この部落を過ぎて路はない」
作家太宰治は小説「津軽」にて、竜飛のあたりをこのように
表現し、「奥谷旅館」に泊まりました。その旅館は今、竜飛岬
観光案内所となっていますが、当時太宰が友人と共に宿泊した
部屋がそのまま残っていて、見学することも出来ます。
今日は、その更に先っぽにある「津軽海峡亭」のお話です。
こちらは、日中は食堂をやってらして、宿泊も出来る
のだそうです。
そこに知人が泊まっているというので、夕方頃お邪魔
したんですよ。で、ちょうど夕食時だったんです・・が!
ビックリしたわけです!その夕食のボリュームに!
ど~ですか、刺身5点盛りにウニ、アワビ(小ぶりながら
も丸々一つ分!)もうこれだけでウニアワビ丼に海鮮丼が
出来てしまいます。
更に!カニ、ホタテの貝焼き、きんきん焼き、数の子等々
計11点ですよ・・・。案の定、知人も食べきれないと言っ
てました。。。(あんまり凄いので、お宿のお母さんに頼み込み
これからお客様に出す分を写真に撮らせてもらいました。)
「飾らないけど、せっかく来たからには満足していって欲しい」
そう言ってお母さんは微笑みながら準備をされていました。
たしかにアットホームな感じ満載です。知人も「親戚の家に
泊まりに来たみたいだ」と言ってました。
恐る恐る値段を聞いてみたら、1泊2食で、6,800円だ
そうな・・・マジですか、お母さん・・・。
その代わり、温泉もないし、お部屋は2階6つだけだしね・・
とお母さんは言いますが。。。いや、驚きました。
もちろん、季節によってはウニが無かったり、焼き魚も季節に
よって違うそうなので、必ず写真と全く同じにはならないそうな
のですが、これに近い品数は出してるんだそうです。ウニ好きな
私としては、ウニシーズンに絶対泊まりに来ようと心に誓いました。
byノブchan
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