ミニチュア洋館を眺めながら、旧東奥義塾外人教師館でいただく りんごスイーツ
あれれ、角み呉服店の前で、花嫁行列!!
な~~んて、びっくりしちゃうくらい、リアルなミニチュア洋館が、追手門広場にはあります。
旧弘前市役所や弘前公会堂、角み呉服店、角は宮川デパート、
弘前昇天教会聖堂などなど、明治、大正時代の市内の建造物が
1/10スケールで再現されています。
これは、市制90周年記念事業で交通広場がオープンした1979年から、
弘前建築組合の御好意で組み立てられてきたものを、
2005年にここに移設したもの。
10月初めのこの日は、弘前建築組合の方が、
移築後はじめての修繕作業をされていました。
一筆一筆、色を入れるこの繊細な職人作業に遭遇できたのは、
とてもラッキー♪
まるでガリバーになった気分で、ミニチュア洋館を見た後は、
本物の洋館でティータイム。
ここ追手門広場のなかには、堀江佐吉が施行した旧東奥義塾外国人教師館(県重宝)が
あります。
これは、青森県初の私学校東奥義塾の外国人宣教師が住んでいた家で、
明治34年に建てられたもの。
煉瓦の土台と窓を多く設けた造りが特徴で、2005年にリニューアルし、
カフェが併設されました。
そんなおしゃれな洋館の中で、りんごスイーツでお茶することに。
この日、いただいたのは『焼リンゴのトルテ』。
シナモン風味の焼りんごとさくさくの食感が特徴的です。
本店がフレンチレストランだけあって、上品なお味。
そして、期間限定でショーケースに並んでいたのは、
『御所ヶ原の赤いりんごのフィユタージュ』。
赤いりんごとは、葉や果肉まで剥いても剥いても赤い「御所川原」という世界的にも珍しいりんごの品種。
9月下旬に獲れる、五所川原特産のまだまだ収穫量が少ない
希少なりんごを使ったスイーツ。
今年から発売されているお土産用に人気な商品は、『銀のりんご』。
フィナンシェ生地を使って、弘前産のつがるを丸ごと1個半使ったりんごのケーキ。
そして、窓の外には、先ほどのかわいいミニチュアたち・・・。
ゆっくりお茶した後は、2階を見学。
書斎や寝室、子供部屋など当時の暮らしぶりが伝わってきます。
館内はオルゴールが流れ、本当に異国にきちゃったみたいでした。by Kuu
サロンド カフェ アンジュ
弘前市下銀町2-1 旧東奥義塾外人教師館1F
℡ 0172-35-7430
営業時間 9:30-18:00(17:30LO)
定休日 年末年始
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