「バラ焼」のまち 十和田
人口67,000人の街にバラ焼を出すお店が40店を超える「バラ焼」のまち 十和田。
焼肉店はもちろん、食堂、ドライブインとさまざまな外食店舗のメニューに当たり前のように書かれています。
地元の方からするとごくごく当たり前らしいのですが、ワタシからすると、いつものようにメニューを眺めていても、普段見慣れないその名前に思わず目が止まってしまいます。
↑上写真は「わかばドライブイン」
各家庭でも焼肉店から揉みダレにした肉をテイクアウトして家庭でジューとやったり、スタミナ源タレのホームグランド十和田ですから、源タレをベースに各家庭の味つけをして買ってきたお肉でジューとやったりと、バラ焼は日常のあるもの。
そんな十和田でバラ焼といえば、まず真っ先に思い浮かべるのがコチラ、
「大昌園」
バラ焼のまちのキング店です。
既に40年以上はお店を続けているコチラはやはり、三沢の元祖店「赤のれん」にある「つけダレ」も以前まではあったのだとか。
今はシンプルに揉みダレで提供していますが、その味、その雰囲気は歴史を感じさせる風格すらあります。
お店の方もコチラに食べに来る方も大昌園のバラ焼はビールよりは「ご飯」! というほどご飯にぴったりの味。
ついついご飯をおかわりしてしまいます(笑)
使い込まれた四角い鉄板に揉み込まれた綺麗なバラ肉とたっぷりの玉ネギ。
テーブルに置かれたガスコンロの火を入れてスタートです。
肉を揉んだタレと玉ネギからの水分で鉄板の中はツユだく状態。
焦げないように、タレを絡めるように焼いていきます。
何とも言えない、鼻をくすぐるような、いい香り♪
俄然やる気満々になっちゃいます(笑)
水分がなくなってきたら、いよいよ絡ませながら焼き締めていきます。
そろそろかな?
乾いたような焼いた音になってきたら火を弱め、待ちに待ったバラ焼タイム♪
「いただきまぁ~す」
鉄板から箸で持ってくるバランスは、肉:玉ネギ=3:7。
この黄金比がワタシのベスト。
玉ネギでご飯を食べるように思われますが、・・・そのとおり(笑)
うまいんですよ、この玉ネギ。
タレを吸い込み、牛バラ肉の脂を吸い込んだ玉ネギの味はもう格別。
きっちり火を通したことで甘みを得、そして焼き締めたことでトロトロに崩れず、存在感をしっかりと持っています。
そしてご飯の上に。
本日は写真映りをよくしようと、黄金比を無視して、お肉たっぷり(笑)
ご飯が♪ご飯が♪ ススム君♪です(笑)
服も髪の毛も体中の衣類も全てバラ焼の香りに包まれ、その日一日バラ焼と一緒にいるようなそんな至福の時間。
においが移って・・・、などと言う方もいらっしゃるようなのですが、こうしていただくことの方が絶対においしいので、ワタシは身も心も「バラ焼」の前で解き放ち、食べています♪
中心地から至近なのも、そしてお昼からやっているのもとっても嬉しいお店です。
ミノも人気なんだそうです。
<データ>
大昌園
住所:十和田市稲生町16-8
電話:0176-23-4413
営業:10:30~22:00(22:00 L.O)
定休:第2第4水曜日
そして、注目のイベントがコチラ!
◇◇◇十和田バラ焼き博覧会◇◇◇
十和田市内17店舗のバラ焼きが集結
十和田バラ焼をたくさんの方々に知って欲しいと十和田市商工会議所青年部が主催し、バラ焼をな、なんと2,000食無料提供します。
■日時:平成20年12月14日(日) 11:00~
■場所:十和田市中央商店街
奉行さまの文章を抜粋しますと、
「場所は街中の旧国道4号線、いわゆる「五丁目」です(みちのく銀行、
青森銀行、旧松木屋、溝口ふとん店があるブロックです)。駐車場は、旧
亀屋跡地が使えるようです」
17店舗のバラ焼がどれだけ食べられるでしょうかね♪
(ワタシはこんなに通ってまだ7軒目。追い越されちゃうかも♪)
今日は読売新聞の地方版にバラ焼の記事が載ってましたね。
まだまだこのシリーズ、ゆっくりですが続けていきますよ!
byなおき
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。