~津軽系伝統こけしの「黒石雛こけし」~
重要伝統的建造物群保存地区となっているこみせは、藩政時代からの木造アーケード。

雪がある時期だからこそのこみせの風情を楽しんでいると、三味線の音が♪

ちょうど「こみせ駅」では、津軽三味線「こみせらいぶ」の最中でした。

ここでは、11時からと14時の1日2回、津軽三味線の演奏を行っているんです。
三味線の音を聴き、十三の砂山なんか一緒に鼻歌うたいながら、店内をぐるりん。
「十三の砂山なぁ~、やぁえ~、米なら良かろうなぁ~♪」なんて、口ずさんでたら、「こみせ名物お米のアイス」が目に入り・・・。

「すぅんごく めぇ~ よぉ~ 何処さも売ってねぇ~よぉ」なんて書かれちゃ食べないわけには・・・。
ということで、りんごスイーツにはまっている私は、りんご味にしてみました。
(手前の白いアイスがりんご、奥のピンクのアイスが木いちご)

なんだか懐かしいチリンチリンアイスのような食感♪
そして奥まで進むと、こけしのコーナー。
その中には、品のよい黒石雛こけしが。

この作品は、青森県伝統工芸士の阿保六知秀さんの作品。

阿保さんは全国こけしコンクールで農林水産大臣賞を受賞されている職人さん。
雛こけしは2パターンあります。
こちらでも、津軽こけしのイメージの立ち雛と

「ずぐり」と言われる駒に近いイメージの座り雛が飾られていました。


キリッとしたお内裏さまもクールで素敵ですが、お雛様のキュッと上がった口角、ポッとほんのりピンクの頬が印象的で、見とれてしまいました。

こみせ駅は、三味線の生演奏を聴きながらお食事休憩したり、黒石ならではの工芸品やお菓子などを選んだり・・・と、こみせ散策をより楽しくしてくれる立ち寄りスポットでした。
by Kuu
《津軽黒石こみせ駅》
黒石市大字中町5
0172-59-2080
平日:午前9時30分~午後6時(冬期間 午後5時まで)
土日・祝日/夏期間:午前8時30分~午後6時