※こちらの食堂は現在閉店しております。(更新日 2024.02.01)
先日、なおきさんがブログに書いていた小説「津軽百年食堂」のモデルになった店舗のひとつに行ってきました。
青森からは、弘前経由で黒石まで弘南鉄道でカタンコトンと。
車両には、整理券や運賃箱、運賃表と、なんとも言えない雰囲気があります。
そして、最強のインパクトは、渋谷109のロゴの入ったつり革!
東京急行電鉄から購入したまま使われているって感じがすごく出てますよね~♪
そして、いよいよ黒石の長崎家さんの前に到着!
屋号の長崎家は初代が元々カステラ職人だったから付けられた名前で、現在は二代目のご主人とその奥様とで営まれています。
「味自慢 大衆食堂」って書かれた青い暖簾は、小説の装丁のデザインにそっくりですね。
中へ入ると、これって小説に描かれていたアレですか!?と思うようなモノもチラホラ。
空想癖のあるわたしは、カッチカッチと時を刻む振り子を見ながら、小説の世界へ入ってしまいそうになりながらも、胃袋を満たさねば!!と、本命のランチ♪
この日注文したのは、中華そば、焼きそば、冷支那そば。
愛情込めて作っている中華のお出汁は、ふんだんに焼干しを使っているという優しいお味。
麺は、色に特徴がある自家製。
周りを見渡すと、ほとんどのお客様が中華そばを食べていて、一番人気のようです。
そして、黒石に来たんですから、やっぱり焼きそば!
お肉とキャベツと玉葱というシンプルな焼きそばは、ボリューム満点。
最後は、長崎家さんの名物、冷支那そば!
冬でもやっているということでいただいてみました。
約40年前、お寺の住職さんが夏場に訪れ、「冷たい中華そばがあってもいいのでは」と言ったことから誕生したというメニュー。
冷支那そばは油が浮いているものってイメージがあったんですが、全く違って、透明感があってとっても綺麗。
そんな澄んだ色のスープは、しっかりお出汁の味がして、ついついレンゲが進んじゃいました。
小説を読んだ直後に行ったからかしら・・・
初めてだったのに、とっても懐かしい気分になっちゃいました。
by Kuu
《長崎家》
黒石市大字市ノ町40-2
電話 0172-52-3201
営業時間 10:30~20:00
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。