先日、八戸市にお邪魔した際、ちょっと立ち寄りと言うことで、以前、片町朝市を紹介した際にもちょっとご紹介した上舘煎餅店に立ち寄りました。今回はお店の方です。
お店の中では、ご主人さんと奥様と娘さんでしょうか、黙々と煎餅を作っておりました。年季の入った煎餅焼き機はレンガ製でしょうか、煎餅のタネを専用の鉄器具に挟み、それが焼き機の中をキャタピラのようにゆっくりとまわります。そして、一周するうちに焼き上がる仕組みになっているようです。
一枚、一枚、丁寧につくりあげていく、まさに手仕事です。
焼きたてを一枚いただいて食べてみました。今回は、以前紹介したてんぽせんべいではなく、通常のごま煎餅を作っているときにお邪魔したのですが、焼きたてはパリッとした感じというよりは、しっとりした感じでゴマがとても香ばしく、焼きたてホヤホヤの感じがなんともうれしい一枚でした。煎餅も焼きたてがオイシイというのは大発見でした!
そして、やっぱり「みみ」ですよね。もちろん、食べてきました。こちらもモッチリ!うまし!
店先には、平成20年2月に創業50周年を記念して贈られたプレートがありました。
やはり、寡黙に一筋に続けてきたご主人には、職人的なオーラを感じました。でも、怖いと言うよりは、地元を愛する親心的な、優しさに包まれたオーラという感じでしょうか・・・職人特有の雰囲気です。
私たちが立ち寄っている間にも、地元のお客さんが煎餅を買いに寄ったりしていて、あぁ、やはり地元に愛されているんだなと感じましたね。お客さんと交わす南部弁でのご機嫌伺いも地元感いっぱいで、大好きです!
お店の場所は八戸赤十字血液センター前バス停からちょっとだけ街中方面寄りのあたりです。ぜひお立ち寄りくださいな♪
栗煎餅ってあるんでしょうか?マロニストなんです。
by OAK
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。