この6月にOAKが紹介した津軽塗とロブマイヤーのコラボレーション。
今度は場所を変え、新宿は髙島屋にて皆様にお披露目です!
…という情報を聞きつけてやってきました新宿髙島屋、NYタカシマヤホームです。
こちらは「和と洋、モダンとクラッシック、古き良きものと新しいものをライフスタイルに合わせて提案する」というコンセプトのショップ。
ハプスブルク皇室御用達の称号を賜ったロブマイヤーと、江戸期元禄年間に端を発する津軽塗。和洋二つの伝統が出会い、現代に新たな製品を送り出す…嗚呼、まるで同じ台詞を二度繰り返したかのように、場所と展示が同じ思いでつながっているではありませんか!
…なんて芝居がかった台詞が出るくらいに、いずれも見事な調和を見せてくれます。
先日ロブマイヤーサロンでも見かけた宝石箱、隣りに置かれたスタンドにミラー。
こうして組み合わせてみると”空気”まで作り出すような重厚な雰囲気がありますね。風格のある家に似合いそう…
一方、こちらは単体のコラボではありませんが、組み合わせとしてのテーブルウエア。
重厚と言うよりは落ち着いた風格、とでも言えばいいのでしょうか、きりっとした大人の雰囲気を醸し出しています。グラスも”さりげない”と感じるくらいによく似合いますね。
それにしても、やっぱり紋紗は渋い。カッコイイ。欲しい。ちょっと無理かな(+_+)
それから”ひねり”という技法を用いたもの。
画像では見えませんが、朱色の部分に渦のような模様が入っています。
これは…なんと言えばいいのでしょうか、紋紗ほど渋くはないけど、また別の大人の雰囲気、ですかね。こちらはグラスの形とも相まって、オシャレな感じが漂います。
といった具合に、いろんな組み合わせで、漆とグラスのコラボレーションが楽しめます。
「現代の津軽塗」の新たな試み…ロブマイヤー・サロンに行けなかった方、お買い物で髙島屋に出かけた方、近くに遊びに行った方。たくさんの方に”こんな津軽塗もあったのか!”と感じてもらいたい催事です。
by くどぱん!
※10月30日から11月1日まで、津軽塗の職人が漆の研ぎ出しの実演を行います。”津軽の馬鹿塗”という異名を取るほどに丁寧に工程を重ねる仕事ぶりの、ほんの一端ではありますが、見ることができますよ。
○「LOBMEYR〈ロブマイヤー〉×津軽塗」
場所:新宿髙島屋 10階 NYタカシマヤホーム
会期:2009年10月28日(水)~11月10日(火)
10時~20時(10/31(土)、11/7(土)は20時半まで、最終日は15時閉場)
Tel.:03-5361-1111
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。