寒い青森の冬。だからこそ温泉のありがたみは強く感じるんですよね~。
下北半島 風間浦村。下風呂温泉郷は各旅館に素晴らしい泉質のお湯が
揃っていて今や地元だけでなく県内外から多くのお客様に親しまれている
温泉です。
でもね・・・・・そのお湯は白濁していたり透明に近いものだったりしていた
はずなんです。先輩からの話を聞くまでは。
下風呂に黒い湯がある・・・・結構下風呂には足を運んでいる方だと思って
いたのですが全くの初耳だったんです。
下風呂温泉郷のメインストリートに佇む「旅館さつき荘」
この日はご主人が不在で留守番のおばあちゃんにお話しし、立ち寄り入浴
をしました。
旅館の2階に上がり、仄暗い廊下を突きあたりまで進むと、存在を隠してい
るかのように浴室が現れました。
脱衣場をすすむと・・・・ありました。浴槽が!んんん?白濁してますね~。
「黒くないんですけど・・・・」そう言うと先輩はニヤリと浴槽のお湯をかき混ぜ
だしたんです。
柄杓ですくってみると・・・おお黒くなってます。どんどん黒くなっていきます!
写真ではグレーっぽく見えるのですが、実際に見るとかなり黒に近い灰色で、
とっても濁り具合が強いため、入浴すると体が全く見えません。
ザブーッ・・・・じわ~っと温まって、しっとりとしたお湯が体に馴染んでいく~
温度は40~42度くらいでしょうか。同じ下風呂にある立ち寄り湯の大湯や
新湯に比べるほど熱くなく、ゆったり入れる感じです。
(今回は先輩がモデルになってくれました。湯船の中は全く見えません。)
他の下風呂温泉と同じ泉質のような香りがしつつ、やや鉄っぽい感じも受け
ます。後からお宿のおばあちゃんに聞いたところ、砂鉄が混じっているようだ
とのこと。どうりで底に黒っぽい沈殿物があったので納得しました。同じ下風
呂の地域内でこんなに泉質の違う温泉が出てくるのですね。是非一度試し
てみてはどうでしょうか。確か入浴料250円くらいだったかと思います。
ちなみにタオルは黒っぽくなります。浴室・脱衣場は一つしかありません。
でもお湯は超お勧め♪是非試してみてくださいね♪
byノブchan
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。