~国道沿いの秘密基地 ツリーハウス群~
昨日、八戸を食べ歩きしたことをご紹介しましたが、食べてばかりではありません(笑)。
素敵なスポットも見てきましたよ~~♪
それは、本当に行きたくてしょうがなかった場所。
タイトルでバレバレですが、八戸市市川のスローベースのツリーハウス♪
そういうのって男子が好きそうですが、言い出しっぺはワタシ♪
秘密基地っぽくって気になっていたんですよ~~。
コチラのスポットは、素浪人プロジェクト発行の「SLOWBITO(すろーびと)」を購入した方に公開しています。
この日は、メンバーの戸川拓馬さん、森の番人さん、国際的マルチ前衛アーチストの木村勝一さんにお会いすることができました。
この薪ストーブも木村さんの作品です。
後から知ったのですが、木村さん、「傷だらけの天使」にも出演しているみたい。。。
私、この映画の撮影を八戸のテアトル(今はなくなってしまった映画館)のところでしている時に、たまたま通りかかったんですよ~~。
豊川悦司と真木蔵人がロケしているところに♪
マルチとしか言いようがない、多彩で凄いアーティストに会っちゃったんですね、ホント。
さて、話を戻して、コチラには現在、6棟のツリーハウスと1棟の火の見櫓(一番最初の写真が火の見櫓です)があります。
そして、入口の横に1棟、新しいツリーハウスも制作中でした♪
ポーンと飛び込んだスローベースでしたが、見学させていただいてから興味は一層深まり、帰ってきて速攻、コチラをモデルにした小説作品「海猫ツリーハウス」を読破!!
この小説は、木村勝一さんの実の弟さん・木村友祐さんの作品で、第33回すばる文学賞を受賞したばかりの話題作!
木村勝一さんがモデルと思しき「親方」が登場したり、1棟目の作品と思しき「空中浜小屋」が登場したり、
2棟目の作品と思しき「空中かまくら」が登場したり、
3棟目の作品と思しき「空中露天風呂」が登場したり!!
ちなみに、テンション上がりまくりで火の見櫓以外は全部登ったワタシとは対照的に、ノブchanは高所恐怖症のため多くは登らず・・・(笑)。
作品の内容をいっちゃうと読んでいない人がつまんなくなっちゃうんで触れませんが、「わがねぇ」「あめでる」「たなぐ」「あんべ」「いが」など、嬉しくなるほど南部弁を使っています。
標準語に訳すと、どんな言葉でしょう(答えは一番最後!!)。
ロケーションも八戸大橋、水産科学館、八太郎大橋、市場など、八戸満載!!
ちなみに、本の帯には『現代の太宰治?大いに悩む。』という大きな文字と、「選考委員が瞠目した、新しい地方文学の登場!」というお言葉が!
青森のカーリングを舞台にした森沢明夫さんの『青森ドロップキッカーズ』といい、青森から発信される地方文学キテマスって感じですね。
そして最後に嬉しいお知らせ♪
2月21日(日)にはスローベースで「森のてづくり市 その六 冬の巻」が開催されます。
春のえんぶり(16:00頃)や、餅つき大会(11:00頃)、クラシック音楽会(14:00頃)を楽しむことができるそうです!!
スローベースを見てみたい方、チャンスです!!
by Kuu
■《ツリーハウス オブジェ工場SLOW BASE》
八戸市市川町和野前山17-488
《森のてづくり市 その六 冬の巻》
開催日 2010年2月21日(日) 10:00-17:00
場所 SLOWBASE
入場無料
ちなみに、「わがねぇ」「あめでる」「たなぐ」「あんべ」「いが」について、標準語に訳すと「ダメだ」「腐っている」「持つ」「気持ち、具合」「あなた」です(笑)。
「あなた具合が悪いのでは!?」を南部弁に訳してみますと「いが、あんべ、わがねんでねが!?」となります。
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