食器・・・食事を彩る上で、私達の食生活には欠かせない存在になっていますね。
その提案を大々的におこなうイベント、「テーブルウェアフェスティバル2010
暮らしを彩る器展」が先週土曜日1月30日から東京ドームで行われていて、青森県
からも津軽塗と津軽金山焼が出店しています。ちょっとのぞいてみました。

まずは津軽塗から。新しい食卓における食器提案という事で、普段見慣れない食器
類が多いですね~。

中でも今イチオシなのは、津軽のうるおい椀。小振りなお椀で、普段使いをして欲
しいという思いをこめて作られたものです。

塗り箸も、滑りにくい箸や、四角形だけではない五角・六角のものがあって手にも
馴染みやすい形のものが提案・販売されています。中でも五角形のものは縁起物
(五角=合格)として手にされる方も多いのだとか♪

続いて金山焼をのぞいてみました。

いやあ、所狭しと沢山の焼き物が並んでいますね~。最近では津軽塗とのコラボで
様々な模様も入れ込んだ作品も出ています。

これは桜の花びらですね。釉薬によらない焼き上がってみなければ分からない自然
の造形美にアクセントが施される美しさ。思いもつきませんでした。まだ始まった
ばかりだそうですが、まだまだ沢山の可能性を秘めているような気がします。

ちなみに最近注目されているのが紐剣山!なんだそうです。何でも他の剣山に比べ
て金山焼が生け花などと一体化するというか、自然な感じを保っているからなのだ
とか!確かに針があるわけでもなく自然な感じに見えますね~。

あとは~おやおやもうすぐバレンタインだからでしょうか・・チョコレートが??

と思いきや!こちらはチョコ型のマグネットになっているんです。金山焼にも様々
な顔があるんですね~。ついつい時間もたってしまいます。
そして、最後は著名人による食空間提案「彩りの暮らし」コーナーから。
空間プロデューサー竹中麗湖さんの作品「縄文の声...春の祝宴」です。

縄文・・・自然と人間、お互いが尊重しあってきた世界、その時代を食空間として
今の時代に表現された奥深い作品だと感じています。すみません、作品の全体像を
とらえることが出来ず、その全てをお伝えしきれていません。是非、実際に会場で
その全容をご覧いただければと思います。

こちらのフェスティバル、入場は有料ですが、青森だけでなく日本全国、世界各国
の和洋食器が数多く展示・販売され、数多くの食空間提案がされています。2月7
日(日)まで行われていますので、是非是非見てみてくださいね!
byノブchan