雪を見る度に想い出し、雪が残っているうちにご紹介したいと思っている女性がいます。
それは、こぎん作家のroccaさん。
roccaという活動名は、roccaさんが雪の日に生まれたことから雪をイメージして付けた名前です。
彼女は、青森県出身で、現在は茨城県で活動されている作家さんです。
彼女とこぎん刺との出逢いは、高校の家庭科の授業。
数年前に、弘前こぎん研究所を旅行で訪れ、こぎん刺しを体験してから興味を持つように。
その時から、こぎんへのイメージが、高価なお土産品、授業で習うものから「かわいい」の感覚に変わり、製作活動をスタート。
彼女の作品は、若い女性が喜びそうなものばかり♪
バックだったり、
ピンクッションだったり、
デジカメケースだったり。
そして彼女が私をイメージして作ってくださったのが、このピンクの糸で刺されたヘアゴム♪
人にプレゼントするものは、茜の根から染めたピンク、クチナシから染めた黄色とオリジナルの糸を使うこともあるということで、このヘアゴムも茜の根から染めたもの♪
とても暖かい色ですよねぇ。
髪が長いので、とっても便利に使わせていただいています♪
これからオリジナルのデザインで刺し「roccaのこぎん刺し」と言ってもらえるように活動しているというroccaさんの新作が、これまた彼女の活動名にぴったり♪
「そろばん玉」をアレンジして作ったモドコで、雪柄☆
連続させてレイアウトしたり、結晶のようにレイアウトしたり、素敵ですよね♪
このデザイン、寒い季節になりいいイメージが湧いて、起こしたそうで、カードケースの色は、冬の雪が降りそうなときの空の色。
雪が降りてくると、白い色に乱反射するのか、ちらちらと少し光って見える・・・そんな空気をこぎんで表現したそうです。
その他にも、ポーチやブックカバーにも雪柄☆
roccaさんは、奈良美智さんのAtoZ展にボランティア参加されたり、昨年の「岩木遠足」にも参加したり・・・と、年に数回、長期で青森に里帰りしてはこぎんの材料を購入してみたり、青森旅行を堪能されているそうです。
冬になると頭の中は、ふるさとのイメージでいっぱいになるというroccaさんのほんわかした作品は、roccaさんのwebや、常陸太田市の鯨ヶ丘商店街のお店「喜久屋」さんでご覧になれます♪
by Kuu
《rocca》
http://milky.geocities.jp/rocca0213/
《喜久屋》
常陸太田市東一番町2283
*鯨ヶ丘商店街のお店です。
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。