まるごと青森

twitter facebook rss
もう一度歩く、あの場所 ~弘前市・禅林街

もう一度歩く、あの場所 ~弘前市・禅林街

観光スポット | 2010-03-26 21:13

『禅林街』
弘前城築城の翌年、城の鬼門を守るため2代藩主 信枚(のぶひら)が津軽一円から曹洞宗の寺院(禅寺)を結集させ、禅林街が誕生しました。禅寺が林のように並んでいることから「禅林街」と呼ばれるようになったそうです。仏教用語で禅林=禅宗の修行をするところ=禅寺のことで、禅寺が33並んでいるので、「禅林街」と呼ばれるようになったそうです。(弘前観光コンベンション協会ホームページより抜粋転載・一部修正)

senringai

昨年の春。長勝寺側から通りを望む
禅林街ね。同じ宗派のお寺が33も集まってるのって、全国的にも珍しいんだよね。
俺は弘前市出身だから実家のお寺は禅林街にあるし、知ってる。いいとこだよ…

誰にでもありますよね。有名な場所だったり近くにあったりして、知ってるはずの場所。
でも意外と何気なく通り過ぎて、ちゃんと見てなかったりしませんか?
そんな”知ってるつもり”の場所をもう一回訪れてみるシリーズ、にしたい第1回は、禅林街。

ちょっと前に訪れたのでまだ雪が残ってましたが、やっぱりこの通りは気持ちいいです。
穏やかな雰囲気を作り出す杉並木。右に左にたたずむ、いくつもの寺院。普段は人通りも多くない、静かな参道です。
森閑…と言うのですかね。ゆっくり歩いてるとなんだか風景に自分が溶け込んでいくよう。

senringai2

そして通りの突き当たりは津軽藩菩提寺、長勝寺。
こちら、津軽藩の菩提寺って言いますけど、実は初代藩主為信の菩提寺は、市内にある革秀寺なんですよね。へへへ、やっぱり知ってるでしょ、俺。

senringai3

国の重文に指定されている三門をくぐり、境内左手にある蒼龍窟へ。
ここに納められている五百羅漢は、さすがに歴史を感じますが、なお鮮やかな色をとどめています。なかなか見事ですね~。
でもよく見ると中にはちょっと、ユーモラスな仕草や表情をしているものもあります。あの人、「やあ」って言ってない?(笑)

senringai4

そして蒼龍窟の隣には、いくつあるのか数え切れない仏像群。これは初めて見るなぁ。知らなかった…
こちらも一体一体、形もしぐさも異なり、じっと見ているとなんだか心が透明になっていくような、不思議な感覚がします。

もう一度歩く、あの場所 ~弘前市・禅林街

いやぁ、やっぱりいいなぁ、禅林街。でも知らなかったこともあるもんだね…なんて普通に歩いているように書いてますが、実はこの日は、ガイドさんをお願いして団体で歩いています。

曰く、「禅林街の入り口には黒門と赤門がありますが、なぜ色が違うか知ってますか?」
え?…黒門のところにある栄螺堂の赤と関係あります?

「もともとはどっちも黒い門だったんですが、お寺からタクシー呼ぶときに”門の奥で”なんて言うと間違えちゃうんですよ。だから、一方を赤く塗って分かり易くしたんですよ」
Σ(゚Д゚)えー、そんなぁ!タクシーって…絶対なんか歴史があると思いますって!

曰く、「長勝寺に当初から葬られたのは、実は二代藩主の信枚(のぶひら)だけだったんです。その後の藩主は別の寺に葬られていたんですが、その寺が没落し、荒れていくのを見かねて長勝寺に改葬されたのです。」
そうだったんですか…それは知らなかった。

まだまだ書き足りないくらい、今回の訪問はいろんなものが見つかりました。
新しい発見があると、その場所をもっと知りたく、もっと好きになれる気がしますね。
そして、旅をする人に「ここって、実は○○なんですよ」なんて伝えることができたら、きっともっと喜んでもらえる気がするなぁ…

どうでしょう、そんな場所が、皆さんの周りにもありませんか?
そういえば…と思ったらもう一度、出かけてみませんか?
お出かけにはいい季節になりますし、なにより、ふるさとの自慢できるものが増えるって、なんだかとっても素敵なことだって、私は思うのです。
by くどぱん!

青森の観光・物産・食・特選素材など「まるごと青森」をご紹介するブログ(blog)です。
青森県で暮らす私たちだからこそ知っている情報を県内外の皆様に知っていただく記事をお届けします。

まるごと青森Facebookページ始めました。
登録がある方はもちろん、ない方も登録して下記ページで「いいね」のクリックして、まるごと青森ブログともどもご愛顧をよろしくお願いいたします。
まるごと青森FBページ

月別記事一覧

月別一覧ページへ

青森県の暮らしぶりを訪ねる旅