青森市の新町通りにはためく「決め手は、青森県産。」のノボリ。やってきたのは、「まちの駅 新町」です。
ここでは、県内各地で収穫された新鮮な農産物や加工品などが販売されています。私がまちの駅を訪れたこの日、出入口近くの特設(?)テーブルに並べられたのがこの逸品。
古川(こがわ)納豆です。この納豆、タダモノではありません。「国産大豆使用」の豆腐や納豆を目にすることはありますが、古川納豆はその上をいっています。「青森県産大豆使用」、それも「津軽産」なのです。これはスゴイ!
たまたまHPで見つけて気になっていた古川納豆。販売場所と販売日が限られているので、毎日HPを確認し、ようやくこの日感動の対面となったわけです。
販売されていたのは全部で4種類。大豆を使った納豆が2種類(大粒と小粒)、黒豆納豆、そして、これは珍しい青豆(毛豆)の納豆です。
納豆を包むのは、経木(きょうぎ)と呼ばれるもの。木を薄く削ったもので、パックは使用していません。幼少のころ、朝早くに「ちり~ん、ちり~ん」とベルを鳴らしながらやってくる納豆屋さんがいて、買った納豆も経木で包まれていたのを思いだし、ちょっぴり懐かしさも感じました。
さて、基本的に朝食は「熱っつうまんまさ、納豆」の私。当然のことながら4種類すべて購入。さっそくいただくことにしました。
一番手、青豆納豆。・・・ところで、納豆はよくかき混ぜるとおいしくなる、と聞いたりもしますが、普段私は、どちらかというとかき混ぜない方です。しかし、今回はよくかき混ぜて、ネバネバが増した状態へ・・・。
ちょっと醤油をかけて、そして食べる。
おおっ、こ、これは・・・。で、また食べる。
おおおっ、こ、こ、これは・・・。で、またまた食べる。(以下繰り返し・・・)
まさに、豆。噛めば噛むほど、ストレートに豆の旨みとほんのりとした甘さがにじみ出ます。お酒のつまみに毛豆、というパターンも最高ですが、納豆もこれまたイイです。
後日、何人かの知り合いにも食べてもらいましたが、どの納豆も大好評。特に青豆納豆の美味しさは大絶賛でした。
最後に、色合いがよかったという理由だけで、黒豆納豆+たまごの写真を・・・。
こだわりの豆と作り手の気持ちがぎっしり詰まった古川納豆。見つけたら、絶対に買いですよ。
by ハッピーハンド
※古川納豆の販売場所と販売日などは、古川納豆店さんのHPでご確認ください。
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。