4月、私のまるごとブログデビューは八甲田でした。そして今回、「I shall return.」で帰ってきました八甲田。
13日、田代高原で「東八甲田つつじ祭り」が開催されました。八甲田山の山開きです。
先日、七戸町の天王つつじ祭の様子をお知らせしましたが、それから約3週間。ついに八甲田の高原にまでつつじ前線(?)がやってきたわけですね。
さて、三軒の茶屋がある箒場内には特設ステージが設置され、津軽民謡などの郷土芸能の披露や一般参加によるカラオケ大会などが催されました。
が、私が最も気になったのは、ステージ周囲で行われている焼肉パーティ・・・。うおーっ、この高原で焼肉&ビールなんて、なんとうらやましい・・・。車でなければ・・・。
と、涙ながらに辺りの散策を開始。すると、・・ほほう、グダリ沼というモノがあるのか。そればぜひ行ってみなければ。
自生しているレンゲツツジを横目に、赤いリボンの目印に沿って「つつじの小径」を前進。沢を越え、歩くこと20分くらい、「南八甲田みち避難所」までやってきました。いやー、初夏のさわやかな風を受けているとはいえ、これは結構疲れるなぁ。何といっても、サンダルに近いズックで歩いているからなぁ(つまり、自分が悪いわけですな)。
避難所からあるさらに歩くこと10分くらい、やっと目的地のグダリ沼に到着。おおーっ、これが・・・。って、はて? 沼というわりには、ずいぶんと水の流れが速く見えるなぁ。沢の間違いかな?・・・いやいや、ここに間違いないようです。
このグダリ沼、実は、著名な作家の小説にも登場するほど有名な沼なのだそうです(勉強不足でまったく知りませんでした)。湧水池ということですから、スゴイ勢いで水が湧き出ているのかな? これは秋の紅葉シーズンも期待大です。
さて、虚弱体質(根性ナシ)にむち打って、来た道を戻ります。愛車に乗り込み、向かった先は田代平湿原。ココでは何と、大きな雪の粒が湿原を覆っているのです。
もちろん、雪ではありません。ワタスゲという高山植物です。田代平湿原の奥の方に行くと、タンポポの種のように、白い綿毛のワタスゲが一面に広がっているのです。
遊歩道を覆わんとするワタスゲ。いや~、遊歩道に寝そべって青空を見上げたら、すごく気持ちいいでしょうねぇ、って、今日は曇っているし・・・。第一、ほかの人にも迷惑ですよね。まったくこんなことを考えているから曇ってしまうのですよね。
by ハッピーハンド
つつじ、ワタスゲともに、今が見頃だと思いますが、天気が・・・。
※グダリ沼見学には、管理組合への連絡が必要だということです。(青森市HPより)
田代牧野畜産農業協同組合
017-738-0066(夏期)
0176-26-2203
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