8月1日から弘前ねぷた、2日からは青森ねぶた、4日からは五所川原立佞武多、南部方面では八戸三社大祭が明日から・・・と、夏祭り一色に染まる青森!!
※毎年、ねぶた祭りのスタートを切ってくれる黒石ねぷたは、今日からの予定でしたが雨のため7月31日からに順延となりました。人形ねぷたと扇ねぷたの両方が共存するお祭りです。
27日にお邪魔した五所川原の立佞武多の館でも、今年の新作『又鬼(またぎ)』が、準備万端で出陣を待っていました。
白神山地の又鬼が熊を仕留め、その目の前をウサギが・・・。でも、お前は獲らないからお逃げなさいって言っている様子なんですって。
そんな心優しい又鬼さま、歴代の立佞武多の中で一番大きく、高さ約23m、重さ約19tとのこと!!
それを格納できる立佞武多の館も凄いですよね。
そして次に向かったのは、弘前。
弘前のねぷたは町会などの団体単位で扇ねぷたを製作し、お囃子つきで城下町を練り歩くお祭り。
いよいよ日曜が初日っていうタイミングなんで、熱い様子が見られるのではと期待して夜の弘前をプラリプラリ♪
84団体もあるので、どっかは見せてくれるでしょ!!というノリでしたが、雨の日にもかかわらずどちらの団体もオープンにしてウエルカムなムード♪
大きな扇ねぷたは、ほとんどの団体で完成しているものの、小さな人形ねぷたは、まだ紙を張っている状態だったり。
これは、市役所さんの弘前城築城400年祭のマスコットキャラクター「たか丸くん」です。
出陣に間に合うのでしょうか(笑)。
弘前の方のお話では、弘前の人は最後の追い込みで力を発揮するんだそうです。期待してますよ!!
ちなみに「たか丸くん」はこんな感じのキャラクターです。
そして、いろいろ回り最後にお邪魔したのが、新寺町のねぷた小屋。
鏡絵は三国志「張飛と馬超決戦の図」、
見送絵は新寺町にある袋宮寺(たいぐうじ)の「十一面観音」。
十一面観音については、津軽ジェンヌさんがレポートされています。
最近は、十一面観音のように地域のものを題材にすることも多くなってきているんですって。
小屋の中で撮影したので全体像が分かりにくいと思うので、津軽藩ねぷた村さんの中にある扇ねぷたはこんな感じです。
灯が入ると艶やかになりますね♪
そして、お祭りの1、2週間前から稽古が始まるというお囃子もシビレマス!!
青森ねぶたの「動」に対して、弘前ねぷたは「静」と言われますが、耳だけではなく、身体に響く迫力です。
しかもこちらのお囃子、素敵女子多し!!
太鼓はみんな若い女子でしたよ!!
そして、なんと4歳のお坊っちゃまも手振り鉦を練習してましたよ~~♪
こうして地域に育てられて、お祭り大好き人間に成長していくんでしょうね。
こちらの町会さんは、小屋の隣に集会所があって、ねぷた囃子をBGMに杯を傾けてましたよ。風流、風流♪
ちなみに、青森市内では、こんな金魚ねぶたの帽子も発見!!
短い青森の夏だからこそ、熱いんですよね、青森の夏!!
by Kuu
《五所川原立佞武多》
8月4日-8日 19:00-21:00
【問】五所川原青年会議所 0173-35-4049
《弘前ねぷた》
8月1日-7日 19:00-(7日は10:00-)
【問】弘前市立観光館 0172-37-5501
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