さくらんぼ、と言えば山形県を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、青森県も負けてはいません。青森県のさくらんぼ名産地、南部町。市町村合併前の「名川」と言えばピンとくる方が多いかもしれませんね。
その南部町で、さくらんぼのシーズン開始を伝える「名川さくらんぼ狩り」セレモニーが開催されました。
当然私はさくらんぼ狩りを目当てに向かったのですが、あいにく当日は雨・・・。自称「晴れ男」の私の力も、年齢とともに衰えているようです。
そんな雨模様の中でもひときわ輝いていたのが・・・
フルーツ娘さんたちです。・・う~ん、来てよかったぁ~。
南部町では、さくらんぼのほかにも、りんご、ウメ、桃、ブルーベリー、プラム・・・などなど、様々な果物が栽培されていて、まさにフルーツ王国。フルーツ娘さんは、そのPR活動などを行っているのですね。・・・個人的にも応援してますよ~。
セレモニー会場で輝いていたもうひとつのもの。それは・・・
一目見てこれは「ウマイッ」とわかるような色とツヤ。このさくらんぼ、品評会で最優秀賞に輝いた逸品で、「1箱」ではなく「1つ◯円」というレベルのモノ。非売品だそうです。・・・食べられる人がうらやまし~!
さて、せっかくさくらんぼ狩りを楽しみにきたのに、このままでは消化不良・・・。そこでおじゃましたのが「小沢田観光果樹園」です。
園主の小沢田さんは、この果樹園の3代目。「名川さくらんぼ狩り」実行委員会の会長もなさっている方で、名久井岳の麓に約1.5haの果樹園を経営しています。さくらんぼのほかにも、りんご、ぶどう、ブルーベリー、うめなども栽培し、時期に応じて摘み取り体験ができるようになっています。
さっそく、小沢田さんに狩り方を教わり、実践。
今年は、桜や菜の花と同様にさくらんぼの生育も遅れているそうです。
園内のさくらんぼも、色づきがまだまだといったものが多かったのですが、日の当たるところのさくらんぼは赤~く色づき、甘くておいしいです。
ちなみに、品種をうかがってみると「佐藤錦」。・・・おおっ!! 超高級品種ではないか!! それを狩ってそのまま口にほおばれるとは、なんと幸せ。
一緒にさくらんぼ狩りを楽しんだこの子も満足に違いない。
byハッピーハンド
小沢田さんによると、さくらんぼの一番の食べ頃は7月10日ころということです。さくらんぼ狩りを行う場所にはビニールの屋根がついているので、雨でも大丈夫です。
<小沢田観光果樹園>
南部町大字高瀬字上宮野18-4
0178-76-3241(果樹園)
0178-76-2265(小沢田さんご自宅)
・さくらんぼ狩り
期間 6月30日~7月25日
料金 大人 1,000円/小学生 700円/幼児(3歳以上) 300円
60分間食べ放題です。(持ち帰り不可)
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。