北国、青森でも連日、30度越えの気温が続いているこの夏。
少しでも見て下さっているみなさまへの残暑見舞いになればと、今日の記事は涼やかなガラスの情報をお届けします。
青森県内でも比較的涼しい風が吹く八戸にあるスターブリッジ。
ガラス造形作家石橋忠三郎さんが主催するガラス工房のご紹介です。
八戸市出身の石橋さんは、多摩美術大学プロダクトデザイン学科、そして英国スターブリッジ美術大学ガラスコースを卒業され、国内のガラス工房に入り、1985年に石橋ガラス工房を設立。
そして、より多くの方にガラスの魅力を知って欲しいという思いから、今の場所に2002年スターブリッジガラス工房を設立されました。
石橋さんの作品は、まさにアート☆
蓄音機をモチーフにした作品の中にはマリリンモンローやジョンレノンも♪
そして、サケが清流で泳いでいる作品♪
優雅にティータイムをしている女性の横顔♪
これらの作品は、古代エジプトの技法、アマルガム技法が使われています。
分かりやすく説明すると、0.02㎜の極細のカラーのガラスを束ね、金太郎飴のように切ったものを更にガラスに入れる珍しい技法です。
石橋さんの手にかかれば、作品の中に銀河が誕生しちゃうんです!!
たとえ壊れてもジュエリーになるものを作りたいと石橋さんは話してくれました。
そんな石橋さんに指導をしてもらって、体験することもできるんです。
ワタシは、約30分でできる「吹きガラス」を体験☆
当然、体験中は少々暑いですが、自分で作ったグラスに氷を浮かべて一杯!!なんてお洒落ですよね~~♪
しかも、大事な部分は、石橋さんがお手伝いしてくれるので、失敗なし(笑)!!
そして、去年、特別に作っていただいた作品があるんです。
ウミネコをモチーフにしたおちょこ☆
このウミネコだって、0.02㎜のガラスの集合体から出来ているんですよ~~。
ちゃんと目元に赤いアイラインも♪
こんな風に、オーダーの相談にも応じてくださいます。
また、JR八戸駅をご利用される方に是非、見ていただきたい作品があります。
隣接するユートリー1Fには、石橋さんが手掛けた「えんぶり」をモチーフにしたタブローがあるんです。
南部の四季と地上のすべての恵みをもたらす太陽、未来を象徴する虹が表現された2.5m×9.05m、重さ450kgの見ごたえのある貴重な作品なので、鑑賞しながら休憩してみてはいかがでしょう。
ということで、なんとかこの残暑、乗り切りましょうね♪
by Kuu
《ガラス工房スターブリッジ》
八戸市沼館4丁目7-106 Pia Do内
tel&fax 0178-45-7173
営業時間 10:00-17:00
■体験メニュー
吹きガラス 3000円 20-30分
トンボ玉 1800円 20分
サンドブラスト 3000円 1時間
絵付 3000円 30分
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。