12月4日の東北新幹線全線開業まで、あと2週間ちょっと。待ち遠しいですね~。11月4日に発売された一番列車のチケットは、30秒で売れ切れたというニュースもありましたが、チケットを手に入れた人が本当にうらやましい・・・。
と、そんな私の気持ちが天に通じたのか(?)、全線開業に先だって行われている新青森・八戸間の試乗会に参加することができたのです!! 本当にラッキー。
到着した新青森駅は、「縄文から未来へ」をデザインコンセプトとして作られた駅です。外観は完成していましたが、内部では、店舗部分の工事などが行われていました。
この日に使用されたのは、平成23年3月にデビューする「はやぶさ」のE5系ではなく、現行の「はやて」の車両でした。
新青森駅13番線ホームに入線したはやて。12月4日、このホームに多くの人が集まり、新たな歴史の第一歩を見守るのでしょうね。
午後3時17分、はやては、八戸駅に向けて静かに新青森駅を出発しました。
出発直後、進行方向左手に見える八甲田山は、雪の帽子をかぶって大変美しい状態です。いやいや、開業前に美しい車窓を先取りできて、ちょっと優越感・・・。しかし、すぐにトンネルに突入して美しい景色は見られなくなりました。
ご存じだと思いますが、新青森と八戸間は、6割以上がトンネルです。新青森駅を出発して8分くらいだと思いますが、複線の陸上トンネルとしては世界最長の「八甲田トンネル」に入りました。・・・もちろん真っ暗です。
全長約26kmのトンネルを約5分で駆け抜けた列車は、新青森駅を出発後わずか15分程度で七戸十和田駅に到着しました。・・・・は、早すぎる!!
数分間停車したのち、再び動き始めたはやては、またまた多くのトンネルを抜け、八戸市街に滑り込みました。
新幹線の車窓から見る八食センターも、もちろん初体験。別に何ともない景色なのですが、ちょっと前に青森にいて、あっという間に八戸に来た、という感激なんでしょうか、八食センターを見ただけでかなりテンションが上がりました。
七戸十和田駅を出発後、12分!! たった12分ですよ!! 八戸駅に到着です。途中、七戸十和田駅に数分停車しましたが、新青森を出発してわずか30分程度で八戸・・・。お、恐るべし、新幹線、ですね。
このあと、試乗列車は新青森駅に向けて出発。七戸十和田駅を経て、八甲田トンネルを抜けると、そこは夕闇に包まれた青森市街でした。
長いトンネルを抜けて広がる青森市の景色に感激すること、間違いなしです。
この日は全部で4往復の試乗列車が運行され、新青森駅にも多くの方が集まり、さながら開業後のような雰囲気。12月4日が本当に楽しみです。さぁ一番列車に乗る・・・ことはできないけど、見にいくぞ~!
by ハッピーハンド
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