東北新幹線全線開業までいよいよ「2日」!!
ここまで来るとドキドキしてくるのは私だけでしょうか。
青森県の各地では、訪れる観光客の皆さまを最高のおもてなしで迎える態勢万全のようです。
その中の一つに、青森市で6月から始まった“あおもり街てく”という観光ツアーがあったので参加してみました。
コースは、次の3つコースがありましたが、今回は青森県を代表する世界的な板画家“棟方志功”にゆかりのある場所を周れる「Ⓑ歴史と文化コース ~棟方志功と青森発祥の地を訪ねる~」を選んでみました。
Ⓐ 風景コース ~青函連絡船と津軽海峡四季景色を訪ねて~
Ⓑ 歴史と文化コース ~棟方志功と青森発祥の地を訪ねる~
Ⓒ 味とショッピングコース ~観て!味て!!探検!!!~
全コースとも青森駅前にある観光拠点「青森市観光交流情報センター」が集合場所になっていて、そこから各コースのスタート地点に移動します。

ここがBコースのスタート地点「青い森公園」です。
青森県庁の東隣りにあるこの公園には青森県を代表するたくさん木々があり、公園南側にある国道4号線と7号線の分岐点の標識、碑が大きな目印になっていました。


いざ出発すると、青森市の概要などを聞きながら小鳥の鳴き声が聞こえる公園の中をゆっくりと歩きはじめ、公園を出るとまもなく「棟方志功成育の場」に到着。

志功が少年時代にゴッホの絵画に出会って感動し、「わだばゴッホになる(わたしはゴッホになる)」と言って芸術家を目指したのもここに住んでいた頃なのでしょうか。今は石郷岡タイヤ商会さんの隅に「ゆかりの地」の表示板がありました。
志功は「ゴッホ、ゴッホ、ゴッホ、ゴッホ・・・」と周りの人から咳をしているの?と思われるほどゴッホの名前をよくつぶやいていたとか・・・

そして次に訪れたのは、志功が少年時代によく写生をしたり、チヤ夫人との結婚式を挙げたという「善知鳥神社」でした。神社の前には大きな案内板があります。
普段はなかなか見ることはできませんが、ここには「善知鳥神社」という社名を書いた作品などもあり、志功にとってお気に入りの場所だったようです。
ちなみに、善知鳥神社は青森市発祥の地にもなっていて、境内には石でできた青森市道路元標があったりと歴史を感じました。
ガイドさんのお話によると境内には青森町発足時に役場や警察署もあったようで、志功の幼いころのお話もいろいろと聞くことができました。
といった形で、最後まで紹介すると大変なことになってしまうのでこの辺で終わりますが、ゴールまで無事たどり着くと表示板がありました。 ほっ(^o^)

な~んとなく知ってることや聞いたことがあることも、実際にその場へ行った人でなければ味わえない充実感というか満足感を覚えます。市民の参加も多いというのが参加してみてうなずけました。
コースによって距離は1.3km~2.5km、所要時間はボランティアガイドさんのお話を聞きながら楽しく周るガイドツアーでは約1時間30分~2時間となっています。
分かりやすい散策コースマップがあるほか、各コースのスタート地点、ゴール地点、各チェックポイントには案内板があるので、マップを見ながら自由に散策することもできます。
でも、詳しいお話や他ではなかなか聞けないお話を聞きながら周るガイドツアーがお勧めですよ。
ガイドは事前の予約が必要ですが、無料ですので気軽に参加できます。
1つのコースをガイドツアーで体験した人は、翌日すぐ他のコースを申し込む方もいるそうです。
他の2コースも、港町や青森市民の台所「古川市場」、昭和の雰囲気の残る商店街など青森市ならではの魅力あるコースとなっているので、ぜひ散策してみてはいかがでしょうか。
今度は、気になっている弘前市のガイドツアー”ひろさき街歩き”を体験してみようかな~*
By すがまにてぃ
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