むつ市にいる人、いた人、行った人は、おそらく田名部神社周辺の飲み屋さんに大変お世話になった(ている)ことと思います。もちろん私もその一人です。
この田名部神社横の「神社横丁」の雰囲気って、何だか昔懐かしの飲み屋街がそのまま残っている感じがしますよね。私も幾度となく通ったものです。
さて、今日紹介するのは、この横丁からほんのチョット離れたところにあるお店です。
4月に数年ぶりに青森に帰ってきて、やはりウマイなぁと最初に思ったのは青森の魚。「漁師がやっている店」となれば、聞いただけで生唾ゴクリという感じです。
むつ市にある「酒遊海峡 善」さんも、そんな漁師の方がやっているお店です。下北の知人から教えていただいたこのお店、むつ市の隣、東通村岩屋地区の漁師さん自らが水揚げした魚介類を食べることができるのです。
以前紹介した大間のマグロ漁師の店もそうでしたが、やはり漁師の店には大漁旗がよく似合いますし、なければチョット寂しい気もしますね。
さて、このお店の特徴は、店の方が水揚げした新鮮なお刺身を基本的に1皿500円で食べられる!!ということです。
この日は、kuuさんと下北の知人Aさんと一緒でしたが、二人ともまぁよく食べること・・・。まず、青森ではアブラメとも呼ばれているアイナメにカンパチ。うぉ~、このカンパチ、脂がのっててこりゃウマ~イ。
そして、お刺身とくれば、当然合うのは日本酒ですよね。
ドド~ンとでましたこのお酒「祈水」、みなさんおそらく知らないのでは? 本州最北端の造り酒屋である「関乃井」さんが作っているお酒です。何と、東通村で栽培された酒米「駒の舞」を使い、東通村だけでしか販売されていない貴重な日本酒なのです。
この日本酒をグビグビといただきながら舌鼓。
お刺身を食べながらお店の方に伺うと、「昨日、私が獲ってきました。」と・・・。そりゃウマイわけですよ。アオリイカもタコも、歯応え抜群で、噛めば噛むほど甘味が増してきます。
で、また日本酒をグビグビと・・・(以降繰り返し)。
こんな感じでほどよく食べて、ほどよく飲んだなぁ~思っていたら・・・エエッ?
最後の〆に東通牛のステーキって、そりゃおかしいでしょう!? kuuさんにAさん、あんたらまだ食べるのかい!! 肉は別腹!?
寒立馬のポスターの前でポーズをとってくれた方が、この日の魚を獲ってきたまさにその人。イイ笑顔です。
来年も青森のウマイものをドンドン食べましょう!!
by ハッピーハンド
※東通村の岩屋地区には、姉妹店の「海峡食堂 善」もあります。
<酒遊海峡 善>
むつ市田名部町3-29
0175-22-7233
17:00~23:30(LO)
定休日 日曜日
(12月31日~1月4日まではお休み)
★お知らせ★
「まるごと青森動画」をちょっぴり更新しました。
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。