寒い日が続きますね。
冬だから当たり前なのですが、何か体が温まるものを食べたいなあとふと思い、「清水森ナンバグリーンカレー」を食べに行ってきました。
「清水森ナンバ」については、これまでも何度か紹介されていますが、

津軽藩初代のお殿様が京都から持ち帰って、弘前市の清水森地区で栽培されてきたと伝えられる弘前在来トウガラシです。(津軽ではトウガラシのことをナンバって言います。)
甘みと風味がとても豊かで、ほどよい辛さ、そしてビタミンA・C・Eの含有率も非常に高いということでトウガラシ博士 嵯峨紘一先生(元弘前大学農学生命科学部教授)のお墨付き。
激辛を求めなければ、トウガラシの優等生ではないでしょうか。

「清水森ナンバグリーンカレー」を食べさせてくれるのは「弦や」というお店です。
ここは、弘前市の最勝院五重塔のそばにあるアジアン・エスニック料理のお店で、いい雰囲気の白壁の門構えの両脇に清水森ナンバ料理のノボリを堂々と掲げているので、すぐにわかります。
何を食べても美味しいんですが、今日は他の料理には惑わされずに「清水森ナンバグリーンカレー」を注文しました。
しかも県産地鶏シャモロックバージョン!
この組み合わせで美味しくないはずがありません。

ナンバのいい香りとマイルドな辛さがココナッツミルクと相性バッチリでたまりません♪
清水森ナンバはどこかな?と探っても一見わからなかったのですが、それもそのはず!
グリーンカレーに使う青トウガラシは8月いっぱいしか手に入らないため、ペースト状にして使っているのだそうです。しかも大ぶりの清水森ナンバ3本分がこの一杯に入っているのだそうです!
隣に座った女性二人のお客さんも、やはり清水森ナンバグリーンカレーを注文してました。
お腹に余裕のある方は、清水森ナンバ、ニンニク、玉ねぎ、りんごなど青森県産素材で作った「清水森ナンバラー油焼きそば」もありますのでお試しください。
「もともとトウガラシを使うメニューが多いので、地元に清水森ナンバといういい素材があってよかった。」と店主もご満悦。これからさらに新しい清水森ナンバメニューが出るのが楽しみです。
そして、翌日のお昼はかけそばに清水森ナンバをササッと振りかけてと・・・

かけすぎ!? のように見えますが、ほどよい辛さなのでナンバの風味をたっぷり楽しみながら食べられ、私はいつもこんな感じです。
おそばを食べ終わったら、OAKさんも驚いた「清水森ナンバソフトクリーム」をどうしても食べたくなってしまい、津軽藩ねぷた村に行ってしまいました。

今日も「サービスで~す。」と店員さんは笑顔でナンバをパッパッパッとかけてくれました。
口にすると普通にソフトクリームなのですが、徐々にソフトクリームに練りこまれたナンバの風味とまろやかな辛みが出てきて、食べ終わる頃には口からお腹にかけてほんわか~と暖かくなります。
まさに冬に食べたくなるソフトクリームです。
3時のおやつには、お茶をすすりながら「清水森ナンバかりんとう」。

これも食べ始めは普通のかりんとうなのですが、たまにナンバをかんだ時に感じる辛さがかりんとうの味を引き立ててくれています。
晩ごはんは、焼き魚に清水森ナンバの一升漬けを付けて〆にしようかな♪
今晩も体ポッカポカで眠れそうです。
by すがまにてぃ
【弦や】
青森県弘前市銅屋町34
青森県弘前市本町76
TEL/FAX:0172-34-9951
pm6:00~am1:00(ラストオーダー0:30)
Lunch 11:30~14:00 (ラストオーダー13:30 月~金、祝日休)
Dinner 17:00~23:00 (ラストオーダー22:30 月~土)
【津軽藩ねぷた村】
青森県弘前市亀甲町61
TEL:0172-39-1511