日本最大級の器の祭典「テーブルウェアフェスティバル2011」が、
2月5日から東京ドームで開催されています。
私達の食生活に潤いを与えてくれる器。
この器たちが全国各地から集められ、我が青森からも津軽塗、
津軽金山焼が出店していると聞いて、行ってきました。
会場に入ると、まず目に付くコーナーに津軽塗の展示がありました。
プレートの乗せられた椀や、箸、そして、うるおい椀の数々。
その近くには、コーディネートされた津軽塗もありました。
こちらは石岡健一さんの作品「嫁入りななこ」。
慈しんだ娘が嫁ぐとき、こころの糧として持たせた花嫁道具、
初々しく映える花嫁の、白いおしろいに鮮やかな虹色、
ななこ塗の小さく可愛い菜種輪に、子孫繁栄の思いを込めて
慈しみの紅色に仕上げたそうです。
こちらは松山継道さんの作品「阿吽」。
特別な感情でもなく、脇目もふらない勤勉さでもなく、
静かに漆の声を聞きながら研ぎだしていく、
ただ真摯な心と漆の吐息が生んだ、紋紗塗だそうです。
別のコーナーには、最近ブームの金山焼がコーディネートされてありました。
かわいいウサギちゃん達も♪
でも本当に東京ドームは広い。出店マップを見ながら歩いているんですが
周りが器だらけなので、同じところを歩いているんじゃないかと錯覚します。
そんなこんなで、やっと販売コーナーに到着です。
こちらは津軽金山焼の販売ブース。
ところ狭しと、陳列されています。
こんなに可愛いぐい飲みも。
津軽塗の販売コーナーは、こんな感じで椀や箸がいっぱい。
今回の一番のお勧めはと聞くと、『うるし玉』とのこと。
うるし玉とは、上の写真の右側のテーブルナプキンを止めている商品ですね。
うるし玉だけでも販売してるので、携帯電話のストラップにも良いですよ~♪とのことでした。
今回のイベントは、色んな器が一度に見れて、とにかく楽しいものでした。
期間中の来場者は、毎年30万人くらいなそうなので、混雑は必至ですが、
写真では塗の美しさや、焼きの質感など伝わりにくいと思うので
興味のある方は、是非この三連休ご見学ください。
byハンコック
「テーブルウェアフェスティバル2011 ~暮らしを彩る器展~」
開催期間 2月5日(土)~13日(日) AM10:00~PM7:00(入場は閉場の1時間前まで)
入場料 2000円 (前売り1700円)
参考 URL http://www.tokyo-dome.co.jp/tableware/
掲載されている内容は取材当時の情報です。メニュー、料金、営業日など変更になっている可能性がありますので、最新の情報は店舗等に直接お問合せください。