まるごと青森

川守田パン

青森ふるさとベーカリー3 川守田パン

グルメ | 2011-02-23 15:41

かつて、三沢~十和田の高校生の羨望を集めた「パン」があったのをご存じでしょうか。

昼休みのチャイムが鳴ると同時に猛ダッシュで購買部へ。そして瞬間的に売れ切れ。
このパンの味は、勝者の味。
敗者は涙をのんで翌日のリベンジを誓うのです。

いつしか、このパンは、その入手のしにくさから
まぼろしパン
と呼ばれるようになりました。

川守田パン

このパンの本当の名前は「マカロニデニッシュ」 三沢市でパンを作り続けて60年以上にもなる川守田パンさんの代表的な商品です。いまでもその人気は翳りを知らず、川守田パンさんが作る数ある調理パンの中でも真っ先に売れきれる商品の一つです。

高校時代にあこがれた、あのパンを悠々と買う。しかも、2~3個、大人買いする。そして、口の周りをマヨネーズだらけにしながら独り占め。ああぁ、なんて贅沢なんでしょう。@150円。

そしてそして、「イモスパ」「イモそば」
マカロニデニッシュを買えなかった学生は、比較的豊富に供給されていた、これらのパンを食べることになります。

川守田パン

普通の調理パンの想像力はスパゲッティや焼きそばを入れる程度で打ち止めですが、川守田パンは更にフライドポテトを入れます。だから、イモスパであり、イモそばなのです。今でも大人気に変わりなく、今日のお昼頃に電話をしたら、既に売れ切れでした。キュウリがすてきです。@140円

最後に、個人的に最大級のお薦め「チーズコーン」

川守田パン

たっぷりコーンと濃厚チーズがたまらない、必ずレンジでチンして食べて欲しい一品です。外側はサクサク、中はトロシットリです。@140円

川守田パンが三沢の皆さんに愛されているのは、味はもちろんですが、その価格!
だからこそ、高校生でも普段から食べることができたし、いろんなシーンで生活に登場してくるのです。



三沢駅であの子と並んで座って食べた、あのパン。大事な思いでの一つです。
今はどうしているかわからないけど、川守田のパンを食べると、ふと、思い出します。
必ず右はじから食べる仕草が好きでした。
それぞれのそんな思いが、ふるさとベーカリーのパンの味に隠されています。

青森ふるさとベーカリー3
川守田パン
(中央店) 三沢市中央1丁目7-13  9:30~20:00  日曜定休
(ビードル店) 三沢市松園町3-10-1  10:00~20:00  無休

棒パンのコゲコゲがすき
by OAK

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