桜のあとは、白と薄いピンク色が華やかな、りんご花まつりが各地で開催されます。
今回ご紹介するのは、今週末「浪岡りんご花まつり」が開催される、青森市浪岡地域交流施設「あぴねす」。前々から施設内に保存されている樹齢80年の「りんごの樹」を見てみたいと思っていたので、散歩がてらお出かけしてきました♪
まず目を引いたのが、施設前の広場に設置されている、りんごが重なりあったような美しいモニュメント。
ハート型にも見え、天に向かって燃え上がっているような感じです。周りには白い小さな花がたくさん咲いていて、まるでりんごと雪のコラボレーション。かわいい♪
施設内にはこれに似たデザインの卓球台があり、どちらも世界をまたにかけて活躍する、浪岡在住の石澤暁夫さんの作品。
中に入ると、、、ありました、目の前に「ど~ん」と樹齢80年のりんごの樹!床が透明になっていて、根が張っている様子もよく分かります。
館長の成田豊昭さんのお話しによると、もともとは品種「国光」の樹でしたが、接ぎ木をして最終的に「世界一」の樹になったとのこと。
樹の上には、青森市の鳥「ふくろう」が首をかしげてちょこんと座っています。
そしてりんごの樹の反対側には、浪岡のレトロな喫茶店「羅針盤」の2号店が。本店には常時20種類のアイスクリームがありますが、こちらは12種類。今日は「ストロベリー」をいただきました♪
そして、次に案内されたのが展示ハウス。中に入ると床一面に真っ赤な「世界一」がきっちりと並べられています。こちらでは随時、展示会が開催されています。
次に向かったのが「低温熟成施設」。中に入るとまず、レンタサイクル用の真っ赤な自転車が並べられています。こちらは無料で貸し出しています。
そして、施設内にはいくつかの部屋があり、りんごの「氷温保存」などが行われています。
「氷温」とは、0℃から凍る手前までの温度のこと。りんごはマイナス2℃が下限で、この氷温で食品を保存すると生鮮品では通常の冷蔵庫に入れるより3~5倍の期間、鮮度が長持ちすると言われています。温度が低いほど呼吸代謝が抑制されるので、鮮度を保つことができます。
この「氷温りんご」が、今週末に開催されるりんご花まつりで販売されます。
もう一つ、目を引いたお部屋が「雪室体験室」。中にはかわいらしい雪だるま&かまくらがあり、お盆まで見ることができます。東京の親戚を連れて行くのもいいかも♪
低温貯蔵施設のそばにはりんご園地があり、10種類、48本のりんごが生育されています。花まつりの際には授粉体験もできますヨ!
今週末は、りんごの自転車で浪岡探検してみようかな♪
by o-rin
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【浪岡りんご花まつり】
日時:平成23年5月14日(土)、15日(日)10:00~15:00
場所:青森市浪岡地域交流センターあぴねす(青森市浪岡浪岡細田61-20)
概要:授粉体験、りんご料理試食展、りんご皮むき大会、りんご丸かじり選手権、高所作業台試乗体験など
問合先:青森市浪岡りんご花まつり実行委員会事務局(青森市農業政策課)0172-62-1144
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